【結婚式レポートin京都府】伝統的な和の空間を今の気分でふたりらしく
秋の京都で家族や友人に温かく見守られて
「自由なスタイルが好き。ふたりとも30代なので、ラフさも取り入れながら、センスのいい結婚式にしたいと思っていました」という新婦の裕美さん。そんなふたりが会場に選んだのは、京都・八坂神社の鳥居内、480余年の歴史を誇る老舗料亭をリノベーションしたゲストハウスだった。国内外のVIPにも愛された空間をふたりらしくアレンジ。カラフルなレインボーローズを取り入れたブーケセレモニーや、後半の華やかな和装など、和と洋を絶妙なバランスでミックスしたスタイルでゲストをもてなした。京都府内の北と南の遠距離恋愛、会えない時間も、お気に入りの衣裳を着こなすため、それぞれ筋トレに励んでこの日を迎えたというふたり。裕美さんは爽やかなショートカット、新郎の和史さんはトレードマークのグレイヘアで、和洋の衣裳を見事に着こなした。「泣かない予定でしたが、母が涙しているのを見て、こちらもこらえ切れず泣いてしまいました」と笑う裕美さん。花嫁として最も感動したのは、自分でも意外だったが、お支度後に初めて両家の親と顔を合わせたときだったそう。日頃お世話になっている大切な人々をもてなし、家族の温かさに触れ、心に残る一日となった。
門前で、これから始まる一日を思い、すがすがしい表情で
ゲストの目に鮮やかなインパクトを。「奇跡」や「無限の可能性」という花言葉を持つレインボーローズを使ったブーケセレモニー
人前式のフィナーレは、ゲストがフラワーシャワーでふたりを祝福
老舗に代々受け継がれてきた飾り扇子がモチーフ。和モダンな雰囲気のチャペルで行われた挙式。ベールダウンは父と母に温かく見守られながら
披露宴の後半はお色直しで和装も披露したふたり。友人に囲まれてリラックスした表情に
装花は和史さんの好きなイエロー系でコーディネート
ショートヘアに存在感あるヘッドアクセサリーが華やか
ネイルは裕美さんの友人が担当。和装にも似合う上品な手元に
ウエルカムボードは裕美さんが妹と一緒にDIYで
和史さんの母と兄、親子3人の中座は、母の好きな曲をBGMに
バリ島で共に学んだ、新婦のヨガ仲間も駆け付けて祝福
プチギフトのリンゴジュースは和柄のリボンで裕美さんがアレンジ
京都府与謝野町在住
石田和史さん(39歳)
裕美さん(36歳)
挙式日:2021年11月6日(土)
会場:KOTOWA 京都 中村楼(京都府)
知人の紹介で知り合う。初対面でお互いの笑顔に好印象。和史さんの熱烈アプローチで交際がスタート。
※ゼクシィ関西版2022年5月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 京都府