
【結婚式レポートin長野県】親族のみのはずが大勢のゲスト!?仕掛け人はガッツポーズでした

驚きが止まらない、ふたを開けたら違う結婚式に!
今できる結婚式とは? ふたりが出した答えは、親族だけの結婚式。しかし、新郎には釈然としない思いがあった。「こぢんまりしていても飲食がなくても、お世話になった人たちにきちんと気持ちを伝えたい」。そこでひそかに友人や仕事仲間を招待し、挙式と飲食なしのアフターパーティに参加してもらおうと企てた。
この壮大な計画を一切知らされていなかった新婦。リハーサルに臨もうと大聖堂の扉を開けると、80人を超えるゲストの拍手に出迎えられた。戸惑う新婦に、新郎がサプライズの種明かし。「結婚してくれてありがとう。一生かけて幸せにします」。笑顔のゲストに見守られ、誓いを立てた。
予定にないアフターパーティにも、驚きを隠せない新婦。親族の前で踊るはずだった新郎新婦のダンスをここで披露すると、ゲストも続々と加わり、ふたりの幸せを祝福した。予想がつかない展開に、「こんな大掛かりな仕掛けが、次々と用意されているとは……。みんなの協力があってのことだと、とても感謝しています」 「人と人の繋がりの尊さを実感した」とふたり。ラストには、ここに集まる仲間を一生大切にする決意を込め、新郎が声高らかに諏訪伝統の木遣り唄で締めくくった。
手作りの積み木にメッセージを書き込んでもらい、それを使ったくじ引き大会も開催
盛大な拍手に包まれた挙式。「コロナ下にもかかわらず、たくさんの人たちが集まってくれたこと、温かい祝福の言葉を掛けてくれたことを決して忘れません」
野球好きなふたりらしく、アフターセレモニーはプロ野球の応援グッズ・ジェット風船で
新郎からの種明かしに、ようやく笑顔を浮かべた新婦。「扉が開いた瞬間、ズラリと並んだゲストの姿が目に入って、本当にびっくりしました」
新郎がこっそりアレンジした生い立ちムービーに、新婦はこの驚きの表情
親族を交えた披露宴でケーキセレモニー。「由香利、小さいぞ! もっと大きいの!」と、新婦父がファーストバイトを盛り上げた
新郎は自他共に認めるお祭り男。アフターパーティの結びには、地元の御柱祭で唄われる木遣りを
装花は、花が好きな新婦が自ら飾った
新郎新婦のダンスにゲストが続々と参加して、会場が一体に。新郎が仕掛けたフラッシュモブは大成功だった

長野県諏訪市在住
田中 護さん(40歳)
由香利さん(32歳)
挙式日:2021年9月18日
会場:マリエール諏訪(長野県)
行動力のある新郎と慎重派の新婦。性格は正反対でも、お互いの価値観が合い、交際約3年でゴールイン。
※ゼクシィ長野・山梨版2022年3月号より転載
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