【結婚式レポートin静岡県】ライブみたいな週末披露宴へようこそ!
新郎をお披露目し、友と盛り上がった夕暮れのパーティ
「披露パーティは、ふたりがずっとはまっているアーティストグループのライブ風にしたい」。それが三保子さんの希望だった。結婚準備中は、打ち合わせのたびに新しいアイデアが出る三保子さんに驚きを隠せなかった翔太さん。「そんなこと考えてたんだ! とよく言われました」と三保子さんは笑う。数カ月前に家族中心の結婚式を挙げたふたり。この日、友人8名が集まるパーティはライブのようににぎやかに結婚報告をすることと、県外出身の翔太さんをお披露目することをメインに考えた。アーティストを表す4色を装花や料理、引出物の袋、マスクにも使って統一感を出し、ふたりは会場をイメージ通りに染め上げた。
こだわりの選曲をバックに、ピンクと黄色というそれぞれの“推し”の色にお色直しした三保子さんと翔太さんが登場すると、ペンライトの光がお出迎え。自然に囲まれた会場なら、少々BGMの音量が大きくても、みんなで盛り上がっても大丈夫。「ようやく彼女をヒロインにできました」と翔太さん。三保子さんと友達が楽しそうにしていることが「一番嬉しい」とも。「やりたいことは全部できました」と、三保子さんも濃密な時間を振り返って笑顔になった。
家族中心の結婚式の時は台風でできなかったバルーンリリース。この日、初夏の空に飛んで行った4色のバルーンにふたりも大満足
司会者がテーブルを回って全員にインタビュー。新婦が料理上手なことや、学生時代のしっかり者のエピソードなど新郎が初耳の話も
新郎から結婚式を挙げるべきか悩んだこと、でも、三保子さんの地元の静岡で改めて結婚の報告をしたいと思ったことが素直な言葉で伝えられた
それぞれの名前が付いたエスコートカード兼プチギフトでもあるカギ。「実は栓抜きにもなるんです」と新婦
中学時代、自称「市内で一番弱い(笑)」卓球部で仲良くなったメンバーはお揃いのドレスで駆け付けた。彼女たちにファーストミートを行い、新婦からラナンキュラスのリストブーケをプレゼント
新婦の考えたデザインを形にしたウエディングケーキ
センスのいいキーホルダーは消毒用アルコールジェルが入っていて対策にも考慮
会場とガーデンを自由に行き来して、午後から夕暮れの光、夜の雰囲気を楽しんだ
静岡県静岡市在住
増山翔太さん(31歳)
三保子さん(31歳)
挙式日:2021年5月29日
会場:サンタ・アムール エテルニテ
ゲスト数:10名
約5年前から結婚式のテーマにしたアーティストに夢中のふたり。デートを兼ねてドームツアーにも参加。
※ゼクシィ静岡版2022年3月号より転載
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