【結婚式レポートin岡山県】やっと結婚式ができたことに感謝の気持ちでいっぱいです
笑顔と涙が広がった多くのサプライズ
新婦紗耶さんは熊本県出身。服飾の学校に通うため、高校卒業後に岡山県に移り住んだ。岡山の学校で培った服飾デザインや縫製の技術を生かし、紗耶さんはカラードレスを自作。ドレスにはデニムをあしらって岡山らしさを表現しつつ、こうして自立できたこと、熊本から岡山の学校へ行かせてくれた父母への感謝の思いを込めた。
結婚式は1年以上延期して、ようやく迎えられた。ファーストミートで紗耶さんのウエディングドレス姿を見た達也さんは、ぐっと涙をこらえながらも笑顔。この日まで多くのことを乗り越えてきたふたりの思いが溢れた時間だった。
「挙式、披露宴は笑顔溢れるものにしたい」と紗耶さん。カラードレスだけでなく、リースブーケやリングピロー、父母に贈ったリースブーケなど手作りのアイテムを取り入れることで、温かさと感謝を表現。フランスに住む姉の家族からのビデオレター上映や、中座のエスコートなどサプライズも続き、温かい涙と笑顔が広がっていた。
「コロナ下の大変な状況でも足を運んでくれたゲストには感謝しています。皆さんのおかげで楽しく、幸せな一日を過ごすことができました」とふたりは話していた。
友人に描いてもらったウエルカムボード
ゲストに見守られながら母にお願いしたベールダウン
披露宴のスタートは紗耶さんが作ったドレスを着て。スカートはチュール、胸元は岡山特産のデニムを使用した。お色直しのためきょうだいと手をつないで中座
誰もいないチャペルで行ったファーストミート。振り返った達也さんが涙ぐんでしまう場面も
達也さんは野球、紗耶さんはバドミントンが趣味。アフターセレモニーでは、紗耶さんがトスしたシャトルを達也さんがバットで打つ演出を行った
挙式は神聖なキリスト教会式。指輪の交換時はリングボーイも登場
ゲストのテーブルを回りながら歓談タイム。妊娠中の紗耶さんのおなかに、友人が手を当てながら歓談
テラスで一斉に行ったフラワーシャワー
紗耶さんが披露宴の後半に着たのは、成人式のときに父母が買ってくれた振り袖。振り袖を着るのはこの日で最後
「会場の雰囲気に合わせた」というウエディングケーキ。バラや多肉植物などをあしらって
岡山県岡山市在住
長塩達也さん(27歳)
紗耶さん(31歳)
挙式日:2021年8月28日
会場:THE MAGRITTE(ザ マグリット)(岡山県)
達也さんが院長をしている整骨院に紗耶さんが通院し知り合う。結婚式を1年以上延期し念願の日を迎える。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2022年2月号より転載
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