【結婚式レポートin北海道】皆さんにとっても今日が心に残る日となるように
ふたり共通の趣味の「音楽」を結婚式のテーマに
新郎はビオラ、新婦はオーボエを演奏し、共通の趣味である音楽によって結ばれたふたりの縁。大好きな音楽と大好きな人たちに囲まれて、特別な日を過ごした。中でもふたりが大切に思っていたのは“ゲストとのハーモ二ー”。
1つの音では成立しないハーモニーになぞらえ、出席した全員の喜びや感情が一体となり、ふたりだけではなく「ゲストの心に残る一日になりますように」と願いを込めた。
そうした思いから、セレモニーのほとんどはゲスト参加型に。挙式の最初に行ったダズンローズは、新郎が12人のゲストから1本ずつバラを受け取り、12の意味を持つ花束を新婦に渡してゲストの前で幸せを誓った。また、ふたりの新たな出発を見守る花道は全員によるリボンワンズの祝福と共に。ゲストの存在を常に近くに感じながら、喜びを共有することができた。
結婚式を彩るアイテムも、音楽好きな新郎新婦ならではのこだわりが。入り口に飾った楽譜やパーティ中のBGMは、ふたりが今まで実際に演奏した曲の中からチョイス。
「『手が込んでいて素敵だった』とお褒めの言葉も頂き、皆さんの笑顔から幸せをもらいました」と、かけがえのない時間を振り返った。
新婦母へ当日、サプライズでお願いした挙式のベールダウン
会場入り口のウエルカムコーナーの天井に、ふたりの思い出が詰まった曲の楽譜をたくさん飾った
会場の装花や、カラードレス時の小物ともトーンを統一して新婦が手作りしたリングピロー
ゲストに協力してもらい、新婦へ12本のバラの花束を贈ったダズンローズの儀式
挙式後に屋外で行ったブーケラウンドセレモニー。男女問わず参加してもらったことで、一体感が生まれた
楽譜をモチーフにデザインした世界で一つのランチョンマット
大切な妹とおいとの中座に、思わず笑みがこぼれた新郎
新婦は中学時代の友人にエスコートを依頼
ケーキはお気に入りのキャラクターのクッキーをのせたオリジナル。ウエルカムドリンクも、同じキャラクターのイメージで特別に作ってもらった
新郎の名字つながりでテーブルごとに楽しんだ、地元テレビ番組で人気のお絵描きコーナー。ふたりが優秀作を選び、選ばれたゲストにはプレゼントを手渡した
岩手県在住
奥 聡史さん(31歳)
由季さん(29歳)
挙式日:2021年4月24日
会場:センティール・ラ・セゾン函館山
出会いは大学のオーケストラのサークル。道外ゲストも多く新婦の故郷の北海道&函館の食が好評だった。
※ゼクシィ北海道版2022年1月号より転載
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