【結婚式レポートin愛知県】父と母ときょうだいと。家族があるって幸せですね
再婚同士の親と5人のきょうだい、今が一番幸せ!
「母が体調を崩して私の病院に入院したとき、私がいるから大丈夫なのに、父は毎日心配そうに来てくれました。このとき、父がいてくれてよかった!と心から思いました」。母が父と子連れ同士で再婚をしたのが、杏奈さんが20歳のとき。それまでは妹との3人家族で、母を支えるのは自分しかいないと懸命に生きてきた。2人の妹と弟が加わり、にぎやかな5人きょうだいに。本当の姉妹より仲良し、と語る同じ歳の妹からは、挙式用にアクセサリーなどを譲り受けて身に着けた。末っ子の弟は、女4人で取り合うほど可愛がった。どんなときでも家族7人一緒に笑っていたいと語る父が家族のムードメーカーだ。「バージンロードを父と歩けたことが嬉しくて……」と杏奈さん。2人の妹の夫を加え、10人の大家族での記念撮影では、笑い声が会場内に高らかに響いた。
佳峰さんも杏奈さんも医療従事者のため、ゲストを減らして、細心の注意を払い、盛り上がる余興やケーキ入刀などの演出も、すべて変更。「家族に花嫁姿を見せて、安心してもらうことが式の目的なんです」と杏奈さん。「今が本当に幸せ! 家族の幸せっていろいろなカタチがあるんですよね」。しみじみと杏奈さんは語った。
長い間、支え合ってきた母からのベールダウン。「顔を見ただけで涙が溢れて……」と杏奈さんは言葉を詰まらせた
愛犬の「忠蔵くん」がリングドッグに
ベール、グローブ、ネックレス、ピアス、ティアラは同じ歳の妹が挙式で使ったものを譲り受けた。「姉妹だけど親友。いい関係です!」
「ふたりらしく、自然体で楽しみたい」と語っていた佳峰さん
プレゼント大抽選会では、杏奈さんの妹と義理の弟の4人がまさかの大当たり!
杏奈さんの手紙で、母の涙を拭う父。「パパはママにベタぼれなんです」
義理の弟を含め、杏奈さんのきょうだい6人。とにかく仲良し
誓いのキスのときに、チラリとゲストに視線を送った佳峰さん。ゲストは大爆笑!
佳峰さんの母が婚約指輪をリメイクしてプレゼントした結婚指輪
ドライフラワーのオーナメントがふたりにピッタリ
インタビューに答えた杏奈さんの友人。「反抗期だったときから一番の私の理解者です」と杏奈さん
感染対策をした上で、ケーキ入刀の代わりにデザートビュッフェでもてなした

愛知県刈谷市在住
小嶋佳峰さん(27歳)
杏奈さん(25歳)
挙式日:2021年7月11日
会場:グランシェル岡崎
ゲスト数:62名
同じ病院に勤務。新郎の先輩主催の食事会で2018年5月に出会い、当初2020年12月挙式の予定を延期した。
※ゼクシィ東海版2021年12月号より転載
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