
【結婚式レポートin長野県】家族だけの結婚式は私たちが大好きな長野で

やっと会えた!テーブルを囲んで顔が見える結婚式
「長野の自然が大好き」というふたり。ところが昨年新郎の転勤を機に、長野を離れることに……。「結婚式は私たちの好きな場所で」と、長野で挙げることにこだわった。新婦の夢は、山頂でウエディングドレスを着ること。「地元の根子岳と四阿山で婚前登山をして、ドレス姿でセルフフォト。夢が叶って幸せです」
「長野といえば善光寺」と、挙式は新婦が幼い頃から慣れ親しんだ寺院で。挙式の見学が自由だったため、ゲスト以外にも約30人の友人や同僚が駆け付け、ふたりを祝福。思いがけずにぎやかな門出となった。
親族だけの結婚式を選んだふたり。「家族とは1年ぶりの再会。式当日が初対面の親族もいるから」と、一つのテーブルを囲んでのアットホームなパーティに。新婦のおいたちによる乾杯の音頭やリングボーイ、ビンゴ大会など、ゲスト主体の演出を盛り込んだ。「驚いたのは、おいっ子の余興。朗読に4分半かかる『ねずみの嫁入り』を、暗記して披露する姿に大感激でした」
「親族だけの式にして良かった。もう一度式をするなら、やっぱり同じようにしたいと思うんです」と新婦。ずっと会いたかった人たちの笑顔と、楽しい会話。温かな記憶が、ふたりの未来を照らしていく。
結婚指輪は、それぞれが好きな山の風景をモチーフとして刻んだオーダーメイド。披露宴で指輪の交換を行い、山への思いやエピソードも紹介した
厳かな雰囲気の中、執り行われた挙式。「仏前式は初めて!」と、ゲストも喜んでくれた
前夜まで猛特訓で臨んだ『ねずみの嫁入り』の余興。「本当に嬉しいサプライズになりました」
ふたりの席には次々とゲストが訪れ、ゆっくりと話す時間が持てた
婚前登山の様子を映像にして、式当日に上映。その後ふたりが愛用のバックパックを背負って入場し、会場を沸かせた
婚前登山のときバックパックに付けていた「Just Married」のプレートやランタンを、会場装飾のアイテムに
全員参加のビンゴ大会では、子どもたちが張り切ってお手伝い
文金高島田に角隠しで、純和風の白無垢スタイルに
挙式後のふたりを待っていたのは、友人による歌&ベリーダンスのサプライズ!
母のお手引きから始まった挙式。「お互い緊張と照れくささはありましたが、幸せなひとときでした」

埼玉県川口市在住
篠原 崇さん(31歳)
千佳さん(36歳)
挙式日:2020年12月19日
挙式会場:善光寺 本坊 大勧進(長野県)
披露宴会場:AMANDAN SKY(アマンダンスカイ)(長野県)
知人の紹介で交際がスタート。山好きのふたりらしく、昨年の10月3日「登山の日」に婚姻届を提出した。
※ゼクシィ長野・山梨版2021年10月号より転載
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