【結婚式レポートin愛知県】緑とまばゆい太陽の光。ふたりらしいステージで
念願の家族集結。1年の延期で喜びもひとしお
東南アジアのリゾートを思わせる、色鮮やかな花々や植物が溢れる小道を抜けると、高木に囲まれた円形の芝生スペース。深緑の木々の葉音を耳に、初夏の風を感じるここがこの日のステージ。「もっと自由に! もっとカジュアルに!」をテーマに、10カ所以上見て回った中からふたりで選んだ門出の場所だった。
1年延期して迎えたこの日。「米国に留学中の妹も、フィリピンにいる母も、今回は無事帰国でき、2年ぶりに家族が揃いました」と涙ぐむ恵美李さん。最後にしんみりするのは嫌だからと、家族に想いを伝えたのは挙式中に。両家代表謝辞も挙式内で済ませ、祝宴は雰囲気が一変! 友人をメインにしたガーデンパーティに。ビュッフェスタイルの料理を手に、談笑したり記念撮影したり、ガーデンには終始笑い声が響いていた。祝宴のメイン演出は、恵美李さんがどうしてもやりたかったというファーストダンス。最初の2曲はふたりで踊り、3曲目は友人や母、妹も参加してのダンスタイムとなり、まさにリゾートでのワンシーンのよう。「家族とも友人とも存分に楽しめて夢が叶いました」と恵美李さん。ふたりは、この日の太陽のように、溢れんばかりの笑顔を輝かせた。
1年越しで叶った挙式。ファーストミートではふたり号泣。「やっと迎えられたね」と壮平さん
母国のフィリピンで起業した母と留学中の妹、そしてデザイナーの父。「去年は母も妹も帰国できなくて。こうして集合できて嬉しい! お互いを尊敬し合う自慢の家族です。普段離れていても、集まれば歌ったり踊ったり」と恵美李さん。横の結婚証明書は父の作品
広いガーデンを使ってのブーケトス
ふたりがこだわった「ウォールオブレター」。ゲスト一人一人に宛てた手紙を貼ったもの。心に響くメッセージが書かれていた
壮平さんの母の手作りのリングピロー。日付は当初予定していた日
「みんなで作り上げた式」がサブテーマ。サンクスボードには協力してくれたゲストを顔写真入りで紹介
ガーデンでの人前式。友人もリラックスモード
挙式内での花束贈呈。どんなときもやりたいことをやらせてくれた母と涙のハグ
再入場ではジャケットを脱いだ壮平さんとダウンスタイルの恵美李さん。リゾート気分を盛り上げた

愛知県名古屋市在住
谷田壮平さん(28歳)
恵美李さん(27歳)
挙式日:2021年5月29日
会場:フラリエウエディングガーデン
ゲスト数:62名
同じ大学で3年生のときに同じ授業を受けた際に出会い、恵美李さんが壮平さんの人柄にほれ込み交際へ。
※ゼクシィ東海版2021年9月号より転載
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