
【結婚式レポートin大阪府】今の気持ちを大切に。みんなに感謝を伝えたい

近況報告はふたりから直接サプライズで!
一度、延期して迎えた結婚式の直前に、またしても緊急事態宣言。挙式からお見送りまで、トータルで約2時間半の駆け足バージョンで行うことになったふたりの結婚式。会場側にも相談し、感染リスクを大幅に軽減するため、コース料理のおもてなしを断念することにした。「ゲストへの一番のおもてなしがおいしい食事だと思っていたので、それを諦めることが本当につらかったです」と、新婦のひかりさん。そんな慌ただしい時間の中で進行を再考、今できることを一緒にやり切ろうとふたりで決めた。ゲストにひかりさんの妊娠の報告をしたこともその一つ。ウエルカムスピーチで、「僕たちに新しい命が授かりました」と、将大さんから報告。さらにお色直しの入場で、ふたりの子どもが男の子か女の子か、注がれた“光る水”の演出の色でゲストに知らせるサプライズを用意した。「子どもの性別を知っているのはその時まで主治医とプランナーさんだけでした(笑)」と、ひかりさん。実はふたりも知らない状態で楽しみにこの日を迎えたのだそう。こんな大変な時期に、みんなが集まってくれたからこそ分かち合えた瞬間。間違いなくふたりの一生の宝物になる、そんな時間だった。
リングガールの菜由ちゃんはひかりさんのめい。ゲストの注目を一身に集めて堂々と
当日までのふたりの迷いや葛藤を知る母からは「頑張りなさい」とエールの言葉が
ガーデンとひと続きの披露宴会場。スイーツや軽食を取ったり、歓談時はマスクをしてガーデンへ出たり、ゲストが自由に過ごせる空間に
新郎は野球、新婦は剣道。ケーキはふたりが学生時代に打ち込んだスポーツがモチーフ
ふたりも楽しみにしていた“光る水”の演出。注いだ水の色がブルーに変わって、ふたりの子どもが男の子であることがわかるサプライズ!
テーマカラーは新婦が好きなパープルに
密を避けるため、ゲストのお見送りは1卓ずつゆったりと
挙式後すぐに、ひかりさんの妊娠6カ月の報告。ゲストの「えぇー!!」の反応もうれしかった
プロポーズの再現は将大さんが結婚式で絶対にやりたかったこと!
コロナのため、仲良しの姉と会うのも数カ月ぶりだったひかりさん。退場でつないだ手のぬくもりも大切な思い出に

大阪府豊中市在住
和久将大さん(24歳)
ひかりさん(24歳)
挙式日:2021年5月1日(土)
会場:アルカンシエル ベリテ 大阪(大阪府)
友人の紹介で知り合う。好きなものやお互いの家族に共通点が多く、すぐに気が合い交際がスタート。
※ゼクシィ関西版2021年9月号より転載
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