【結婚式レポートin石川県】感謝の気持ちを余すことなく父母に伝えたいと思いました
“ありがとう!”鏡にメッセージ。花嫁は熱唱も
コロナ下で、結婚式の1年延期を余儀なくされた新郎新婦。待ちに待ったこの日、ふたりが挙式前に行ったのは、親族控室の鏡に父母へのメッセージを書くことだった。「今日は何より両親に感謝を伝えたかった。ようやく実現した結婚式を一緒に楽しんでね、という思いも込めました」と新婦。何も知らずに入室した父母は、鏡いっぱいに書かれた文字を一読して笑顔に。新郎新婦のストレートな感謝の言葉は親たちにしっかり届き、家族の心を一つにした。
また、「親への感謝」と共に、新郎新婦がテーマとしたのは「ふたりらしさ」。物作りが好きなふたりは、ウエルカムボードから父母へのギフトまで、さまざまなアイテムを手作り。そして、ツーリングが趣味の新郎は、愛車のエンジン音を響かせて披露宴会場に入場。バンド活動をしていた新婦は、「花嫁の手紙」の代わりに、父母へ歌をプレゼントした。
自分たちらしいアイテムや演出をちりばめ、久々に会えた友人たちとも幸せを分かち合ったふたり。「コロナ下で迷いもあったけど、やっぱり結婚式をして良かった。そして、結婚式ができたことをありがたく思いました」。支えてくれた人たちへの感謝を胸に、新たな一歩を踏み出した。
席札は薄い陶板にゲストの名前を手書きしたもの。ブルーのマスクケースも手作り。ふたりのロゴはゼクシィアプリで作成
友人たちと話が弾み、新郎新婦もリラックス
「“手紙”より“歌”の方が私らしいから」と、父母のために心を込めて歌う新婦
披露宴入場で新婦にエンゲージリングを贈る新郎。エンゲージリングは新郎母の指輪を新婦に合わせてリメイクしたもの
父母へのギフトは同じ板から作った3連時計。父母と新郎新婦の絆の証しに
ウエルカムコーナーに置いた可愛いベア形のカードにはゲストからのメッセージが
ケーキ入刀はあでやかな和装で。色鮮やかな花模様や金糸の輝きがゴージャス!
カッティングシートで作った文字をあしらって、ふたりのためのオリジナルバージンロードに
挙式のアフターセレモニーはドロップ&フライ。プールに投げ入れたバルーンが舞い上がる様子にゲストから歓声が
新郎の愛車がゲストをお出迎え
パールとワイヤーを使った繊細な印象のヘアアクセやイヤリングは新婦作

石川県野々市市在住
山石晃太さん(31歳)
麻耶さん(31歳)
挙式日:2021年3月13日
会場:アーククラブ迎賓館 金沢(石川県)
大学時代に同じアルバイトで知り合ったふたり。彼のアプローチで交際がスタートし、9年を経てゴールイン。
※ゼクシィ富山・石川・福井版2021年8月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 石川県













