【結婚式レポートin茨城県】昔ながらの温かさで絆を感じる式が叶いました
実家のお寺で仏前式、ホテルで心通い合う祝宴を
瑞穂さんの実家は地元で愛されるお寺。兄や妹、近所の友達と遊んだ境内も、住職の父と一緒にお勤めをした本堂も思い出がいっぱい。祖父母が開いた保育園をきょうだい3人で守る仕事もあり、離れたくない気持ちが強かったという。交際前に東京在住の賢人さんに伝えると「考え過ぎず前に進もう」と前向きな返事が。半年後には「好きになった人のためなら」と彼が転職して茨城に移り住む決断をしプロポーズも。新婦が髪を伸ばし念願の日本髪を結える頃、実家のお寺で古き良き日本の結婚式を挙げることに。
本尊様の前で戒師(かいし)様より念珠を授かり、ご先祖様に感謝し、来世までの結び付きを誓う仏前式はどこか懐かしく温かで「形に捉われなくていい時代に、昔ながらのこんなに素敵な結婚式を挙げられるとは。終始ぐっときていました」と新郎。披露宴は格式あるホテルの華やかな大会場をゆったり贅沢に使用。盛り上げ上手な兄や妹の歌やダンス、父母へのサプライズ、ゲストとの交流など笑いと涙が交互に。そして何より嬉しく安心したのが「こういう時期だからこそ祝えてよかったし最高に楽しかった」というゲストの言葉。人生を振り返り、大切な人と絆を深めた幸せを胸に刻んだ。
兄がほら貝を吹いて先導
キャンドルサービスで一層華やかに。「近くでみんなの顔を見られて嬉しかったです」
自毛で日本髪を結い、角隠しを着け、凛々しく美しい日本の花嫁に。金刺繍の白無垢、多色使いのネイルもおしゃれ
本尊様の前で誓いを
ウエルカムドールは保育園の先生たちからのプレゼント。子どものメッセージも飾りアットホームに
会場名物の大階段の上で華やかに送賓
念珠授与、指輪交換後、誓杯を
サプライズで父母と腕を組んで再入場。父は新郎とハイタッチを
兄、妹が歌うラブソングをBGMに、義姉が運んだバラを新郎が新婦へプレゼント。「どんな困難もふたりなら乗り越えていける。大好きです」と手紙も。「驚いて嬉しくて泣いてしまいました」と新婦
父の好きな日本酒で鏡開きを
兄、妹をサプライズ指名。ノリのいい曲で3人踊って中座し大盛り上がり
本堂での親族紹介も和やかに
400人入れる会場でゆったりと楽しく。友人の笑顔と心のこもったプレゼントに感涙

茨城県鹿嶋市在住
榎田賢人さん(31歳)
瑞穂さん(30歳)
挙式日:2020年11月28日
挙式会場:慈眼寺
披露宴会場:ホテルグランド東雲(茨城県)
2019年6月に友人の紹介で出会い交際へ。2020年1月にプロポーズ。まじめ&ポジティブがふたりの共通項。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2021年7月号より転載
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