【結婚式レポートin東京都】子どもたちと一緒に歩いて行きましょう
式を挙げて決意。僕は父というよりいい兄ちゃんに!
リングを運んだのは、11歳の春太君と10歳の小春ちゃん。のんびり屋で妹想いの優しいお兄ちゃんは、「恥ずかしくて顔を上げられなかったよ……」とママの結婚式を振り返ってニッコリ。妹はママの花嫁姿に「可愛い♪」とうっとり。新婦は2人を授かったとき“はる”という柔らかい響きが気に入って、子どもたちの名に付けた。自身も春のような穏やかな性格で、そんな新婦に癒やされたのが新郎だった。付き合いが始まり彼に子どもたちを紹介すると、新婦が驚くほどに3人はすんなり仲良しに。すぐに結婚が決まった。
ウエディングはふたりの門出であり、同時に子どもたちへの誓いに溢れていた。宣誓書は「はるちゃん、こっちゃん」と3回も語り掛け、大人になるまで愛情を注ぐことがつづられていた。披露宴は4人で入場し、高砂席のソファに一緒に座ってゲストと写真を撮ったり、余興を楽しんだり。最後は子どもたちへのメッセージ。「2人が笑うだけで、おじいちゃんもおばあちゃんも彼も幸せなんだよ」と花嫁のママが語ると、ふたりは下を向いてニッコリ。目指すのは誰かがリードするのではなく、4人が同じ歩幅で歩く家族。新郎は「父というよりいいお兄ちゃんになる」と宣言した。
アンティークなチャペルは新婦のお気に入り
子どもたちへの誓い。宣誓書には春太君と小春ちゃんのサインも
日常のショットを受付に飾った。新郎と子どもたちは抱っこしてひっくり返って、友達のよう
先導する2人は恥ずかしくてこそばゆくて、下を向いてにんまり。普段見せない顔に新婦はほっこり
「私のおっとりは母がシャキシャキしていたからかも」と笑う新婦。ベールダウンをすると「これが最後だからね。幸せになるんだよ」と祝福を
装花は緑溢れる会場とコーデして
高砂席でおしゃべり
「シングルマザーだったけど、ゆったりした気持ちでいられたのは近くに父母や姉夫婦がいたおかげ」と新婦。子どもたちへのメッセージも読み上げると、父もホッとして嬉しそうだった
新婦が好きなボルドー色の服でおめかしして、リングを祭壇へ
光るスティックを手に余興を盛り上げた
ある日『ゼクシィ』の婚姻届にサインをして渡されたのが、彼からのプロポーズ。そこから新しい人生が動きだした

東京都江東区
小泉宏貴さん(22歳)
亜沙美さん(36歳)
挙式日:2021年3月7日
会場:Angepatio
ゲスト数:41名
職場で出会ったふたり。「結婚式はアットホームにしたい」と、緑溢れる一軒家レストランを選んだ。
※ゼクシィ首都圏版2021年7月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 東京都













