【結婚式レポートin新潟県】父と母と3人で歩いた時間は宝物です
楽しい仕掛けに笑って、湧いてそして泣いた一日
ゆっくりとチャペルの扉が開き、新婦と父母が姿を見せた。3人は腕を組んでバージンロードへ。「見学のとき、自分自身は神前式だったからバージンロードを歩いていない母が『素敵ね』と感動したのを見て、母も一緒に歩かせてあげたいと思ったんです」と新婦。仲良し親子の登場で和やかに始まった挙式は、ふたりで考えた誓いのハグでハイライトを迎えた。家族も友人も笑って泣いて、温かな雰囲気に包まれた。
みんなが安心して参加できるよう、5月の予定を10月に延期し、演出も工夫。招待状の返信はがきにイラスト入りなどの力作が多かったので『デザイン賞』を選んで表彰したり、席次表を使って抽選をしたり、席に座ったまま楽しんでもらえる演出を増やした。悩む時期を支えてくれた家族にはサプライズを企画。お色直し退場で新郎の妹たちをエスコートに指名。入場後には、それぞれの母を呼んで、火種を渡してもらいメインキャンドルに点火するセレモニーを。「感謝が伝わったと思います」と新婦。
すると、最後にふたりにも大きなサプライズが。朝からの雨が上がり、戸外でのプロジェクションマッピングでお見送りができたのだ。「みんなに見てもらえて本当によかった」。ふたりの笑顔がひときわ輝いた。
奇跡のように雨が上がり、お見送りでは、教会や建物に投影されたプロジェクションマッピングをみんなで楽しむことができた。スケールの大きな演出にゲストから驚きの声が上がった
返信はがきに素敵なイラストやメッセージを寄せてくれたゲストを表彰し、プレゼントを渡した
フェザーシャワーの中を退場
ふたりの席の後ろには、コーディネートのテーマの星をちりばめ、感謝のメッセージを入れた手作りのタペストリーを
それぞれの母から火種をもらうキャンドルセレモニー。厳かな雰囲気に会場中が包まれた
お気に入りのキャラクターの帽子をかぶり、フルーツソースでケーキドリップ
「ブーケは、青・黄色・白を基調にと、知人にオーダーしました」
新婦は高校時代の同級生と一緒に久しぶりの演奏に挑戦
ゲスト一人一人に、写真入りのメッセージカードを用意。じっと見入って涙ぐむゲストも
「恥ずかしいので誓いのキスをハグに変更しました」と新婦。ゲストも牧師も、みんなが思わず笑顔になった瞬間
新潟県新潟市在住
加藤勇汰さん(26歳)
青葉さん(26歳)
挙式日:2020年10月24日
会場:ピアザ ララ ルーチェ(新潟県)
出会いは共通の友人の紹介。新郎の猛アタックが実って、2019年10月、2年目の交際記念日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ新潟版2021年6月号より転載
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