【結婚式レポートin東京都】不思議なご縁。お相手は“お父さん似”の彼でした
夕暮れのキス！披露宴では感謝を歌に乗せたふたり
午後からの結婚式は「ゲストにゆっくり来てもらえるように」と願ったから。舞台は汐留の高層階、東京に夕暮れ時が訪れ、少しずつ空の色が濃くなる時刻に誓いのキスのタイミングが重なり、一枚の絵のような情景となった。時節柄、優香里さんが兄や姉に会うのも久しぶりのこと。「兄に入場のエスコートを頼んだら、予想以上に緊張していて。おかげで私の緊張がほぐれました」と笑う優香里さん。大学時代に他界した父は、兄には厳しかったが、姉と優香里さんは溺愛。新郎の直人さんは、旅行好きで野球好きだった父に、なんとなく雰囲気が似ている。「責任感が強くて周囲に慕われているところもそっくり」。確かに、元・高校球児の直人さんの周りには常に男性ゲストの姿があった。そんな友人たちへの感謝を込めて、ふたりは披露宴後半に歌のサプライズを仕掛けた。
プロのアーティストと共に歌い上げたのはオリジナルラブソング。「歌が得意なわけではないんです。でも、喜んでもらえるかなと思って」と直人さん。この日のためにムービーを制作し、練習を重ねた。歌い終えたふたりの耳に、ゲストの大きな拍手と「すごい」という感嘆の声が届き、幸福感はさらに深くなった。
挙式前にお気に入りのドレスを撮影
挙式で新婦をエスコートした兄は母がびっくりするほど緊張
リングガールを務めためいと久しぶりに会った新婦は「すごく可愛い」と目を細めた
母への花束贈呈では感謝の思いがあふれ、思わず、普段はしないハグを
小学校からの親友は新婦への思いをカンペなしで語った。彼女から贈られた口紅を気に入り、当日もその口紅を付けていた新婦。親友の「彼女を傷つけたら許しません」の言葉に、新郎は深くうなずく
仲良しの姉を中座のエスコートに指名したところ、驚き＆喜びを全身で表現
スターチスが大好きな新婦がハンドメイドのネットアプリで探した秋色のブーケ
父の影響で野球と旅行が好きになった新婦。新郎との不思議な縁を感じる
紫の花とローズマリーが映えるウエディングケーキ
東京都荒川区
橋本直人さん（27歳）
優香里さん（27歳）
挙式日：2020年11月28日
会場：グランブリエ東京
ゲスト数：81名
偶然、同じお店に居合わせたふたりは、お互い野球好きと知り意気投合。旅先で味わうお酒も共通の楽しみ。
※ゼクシィ首都圏版2021年6月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 東京都
