【結婚式レポートin東京都】私たちにしか出せない味を皆さんにお福分け

新郎の仕事の都合で、結婚式の翌週から新天地・鹿児島での生活をスタートすることになったふたり。家族とも今までのように頻繁には会えなくなる。文字通りの門出に、親はもちろん兄弟への感謝も伝えたいと、ふたりは中座のエスコートに兄弟を指名した。そして、新婦は兄2人を「人生の節目を支えてくれた大切な兄たちです」と紹介。一方、新郎は弟から「子どもの頃、ケンカしても手加減してくれてたよね。いつもは恥ずかしくて言えないけど、優しくしてもらって感謝しています」と言われ大いに照れる。立派な大人に成長した子どもたちの姿に、見守る親もまぶしそうに目を細めた。
ふたりから全ゲストへ、デザートの前に提供したのは、新郎の会社のシーフード味のカップ麺に、新婦の会社の牛乳を注いだアレンジヌードル。ふたりのマリアージュ（結婚）を表現したメニューにゲストたちは「手の込んだ料理の後に、ジャンクな味が染みる～」とペロリ完食。
新婦いわく「スーパーポジティブで何事も一緒に楽しんでくれる新郎」と、新郎いわく「好奇心が旺盛で人生のスパイスみたいな新婦」のマリアージュなら、新天地でも毎日が“ハレ”に違いない。

新婦は中座のエスコートに兄２人を指名。兄妹の仲むつまじい姿を少し離れた所からうれしそうに見つめる新婦母

レースのオフショルダーが上品かつ可憐な印象のドレス。ドレスの立体刺しゅうを引き立たせるため、カラーのブーケは極シンプルに

タワー47階にある会場。挙式スペースの大きな窓からは東京のランドマークタワーとベイエリアが一望できる。子どもゲストも眼下に広がるミニチュアのような景色に見とれた

プチギフトはふたりの新天地・鹿児島県のご当地サイダー

ゲストへのサプライズだったシークレットメニューは、ふたりの会社の主力商品を掛け合わせたアレンジヌードル

一瞬の晴れ間に叶えたテラスでのバルーンリリース

普段はレストランとして営業している会場。おいしさはもちろん鮮やかな見た目も心に残るモダンイタリアン

切り株の上のケーキを斧でカットしてトングで食べさせ合い、ふたりの共通の趣味・キャンプを表現

表情豊かな新郎新婦にたくさんのカメラが向けられ、撮る人まで笑顔に

Profile

鹿児島県鹿児島市
和田祥一さん（30歳）
夏実さん（30歳）

挙式日：2022年4月3日
会場：RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGE
ゲスト数：71名

カップ麺で有名な食品メーカー勤務の新郎。牛乳・乳製品メーカー勤務の新婦。共通の趣味はキャンプ。

※ゼクシィ首都圏版2022年9月号より転載

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