【結婚式レポートin新潟県】私たちからのおもてなしは標高1000mからの絶景です
結婚式を含めた2泊3日の旅をふたりで計画
集合写真のゲストの視線の先には、地元シンボル、妙高山。背後には、ふたりが暮らす妙高高原や野尻湖、南アルプスの山々が広がる。標高1000mからのこの眺望を堪能してもらい、「これからふたりで暮らしていく場所を見てほしい」と、全国各地から家族と親族を招く結婚式を計画した。会場は妙高山の中腹のクラシカルなホテル。「自宅を出てから妙高への2泊3日旅行のメインイベントが結婚式」と考えて、招待状には道中に楽しめる旅のおとものお菓子を添えて送り、式の翌日はロープウエーで山頂までの観光プランも練り上げた。
「結婚式では、くつろいだ雰囲気の中で、風景や料理を楽しんでもらおう」と、かしこまった演出はせず、司会もふたりで。「私たちがホストになっておもてなししたかったんです」と新婦。料理を堪能できるよう、コースの進行に合わせて、自己紹介、親族の紹介、指輪の交換を行った。
衣裳やヘアメイク、装花、撮影は、ライフイベントプランナーである新婦の友人のプロたちが協力して、ふたりらしい世界観を形にしていった。
デザートの後、結婚式はいったんお開きに。夕食後はスイートルームに移ってゆったりとコーヒーを。温かく和やかな時間は夜が更けるまで続いた。
新婦手作りのちょうちんに栗や稲穂の装花を添え和の雰囲気に
ゲストとゆっくり過ごすため、かしこまった演出はなし。「仲良しのめいとおしゃべりする時間もたっぷり取れてよかった」と新婦
デザートを前に、誓いの言葉と指輪の交換
シックなトーンの装花は、昭和12年創業のクラシカルなホテルの雰囲気に合わせてデザインしたもので、東京から当日届けられた
結婚式や観光などの2泊3日のタイムスケジュールをカードに手書き。妙高を満喫してもらえるよう計画した
引出物として、当日は箸としゃもじを渡し、後日、妙高産新米を送った
結婚式の後は、大阪から駆け付けた新婦の友人&地元妙高の新郎の友人と、また、夕食後には両家の親族と、スイートルームでゆったりとコーヒータイム
乾杯の発声は、最年長の新郎の祖父にお願い
招待状と新潟の名菓をセットにして送った
正統派の引き振り袖に合わせたのは、アンティークのかんざしと、つまみ細工のヘアアクセ
旬の地元食材を使った料理でおもてなし

新潟県妙高市在住
伊藤雅文さん(34歳)
佳菜さん(37歳)
挙式日:2017年10月7日
会場:赤倉観光ホテル(新潟県)
妙高高原の自然に惹かれ、林業に就いた新郎の元へ、2017年春、新婦が移住して結婚。新生活がスタート。
※ゼクシィ新潟版2021年2月号より転載
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