【結婚式レポートin宮城県】ありがとうを“カタチ”に。だからずっと忘れません!
涙の挙式のはずが愛犬との誓いで笑顔のスタートに
由紀子さんが結婚式に参列するたび泣いてしまうのが、花嫁と父のバージンロード入場。「絶対泣く!」とドキドキしながら迎えた自分の式当日。想像に反して、チャペルは朗らかなムードに包まれていた。理由は、愛犬“ぴょんちゃん”の活躍。寄り道しながらリングを運び、宣誓書へのサインに肉球で参加。「かわいい!」の歓声に包まれ、誓いは笑顔に彩られた。
当初は「父と母に結婚式を見せてあげたい」という共通の思いで決めた結婚式。準備が進むうち、ゲスト全員へと感謝が広がっていった。名前の入ったポエムを席札として用意。ケーキデコレーションやメッセージをタイムカプセルに封印するセレモニーなど、参加して楽しめる演出も多数。瑛介さんは、プロフィール映像や装飾用のペーパーフラワーも作った。ふたりの思いを受け止めるように、盛り上がるゲスト。その様子を両家父母は嬉しそうに見守り、その父母の姿にふたりも満足げ。締めには、花嫁だけでなく花婿からも手紙を贈った。「小学校の自由研究を僕より頑張ったお父さん!」など、愉快なエピソードをつづったはずなのに、そこには親子の愛が溢れていて、父母はもちろん会場中が涙した。
挙式では愛犬も主役。リングドッグ、宣誓シーンで活躍。そしてフラワーシャワーでもふたりと共に祝福を浴びた
念願の母のベールダウンと父とのバージンロード入場。かわいいめいたちの先導で華やかに
新婦実家のわんちゃんもゲストとして参列
ぴょんちゃんのタキシードは新婦がカスタマイズ
カラフルなフラワーでゲストがケーキをデコレーション。世代を超えてワイワイ
ゲストから贈られた大切なアイテムたちをウエルカム装飾としてお披露目
披露宴中盤は気持ちいいパティオに面したスペースでゲストと撮影や会話を満喫
ふたりとも旅が好きなので、招待状はパスポートをモチーフに
ゲストの名前を織り交ぜたポエムを全員の席に。「家でずっと飾っている」とゲストに大好評
テーブルラウンドでは、「10年後のふたりへ」というメッセージをゲスト全員に書いてもらい集めた
前撮りもぴょんちゃんと3人一緒
「ベストオブペアレンツ」と称したユーモア溢れる像を親へのギフトに
宮城県仙台市在住
渡邊瑛介さん(29歳)
由紀子さん(29歳)
挙式日:2019年9月22日
会場:プライベートリゾートカリメーラ(宮城県)
福島に赴任していた関西出身の彼と宮城県在住の彼女の出会いは友人の紹介。旅行や食べ歩きが共通の趣味。
※ゼクシィ宮城・山形版2021年2月号より転載
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