【結婚式レポートin愛知県】海からの風を感じて愛に包まれた一日でした
家族や友人の笑い声が絶えず響く幸せな時間
スキューバダイビングのインストラクターをしていたこともある峰久さんと、子どもの頃にシュノーケルを習っていた翔さんは、海の仲間と水中結婚式を実行。その後、大好きな「海」をテーマに、家族や友人を招いた結婚式も行うことにした。
当初の予定より3カ月も延期になったこと、海の近くの会場なのに、前日まで大型台風が来ていたこと。「スムーズに事が運ばなくて気をもみました」と笑うふたり。でも、当日は心配事を一掃するような、まぶしいほどの晴天となった。
翔さんは母と、母の再婚相手である義父と、共にチャペルへ。正直、父母への反抗期があった。「合わないのかな」と悩んだことも。しかし、峰久さんが結婚報告のために翔さんの実家を訪れたとき、「よろしく頼む」と真剣な表情を見せた義父の姿に驚き、「私のことをこんなふうに思ってくれていたんだ」と実感。バージンロードでは義父と腕を組み、「せーの」と息を合わせ、一歩目を踏み出した。ゲストの温かなまなざしを受けて、光差す祭壇の前で待つ峰久さんの元へと、笑顔で歩いた。
披露宴は友人や家族が入り交じり、演出も盛り上がって、にぎやかに。ふたりは「ようやくできました」と満足げ。笑顔の峰久さんが「終わり良ければすべて良し」とつぶやいた。
祭壇の向こうはマリーナ。リゾート感あふれるナチュラルなチャペルにひと目ぼれした翔さん
「最愛の弟」と翔さんが語る11歳の弟は、翔さんのお色直し中座のエスコートをしたり、母の料理を切ったりと愛されキャラ全開で大活躍
年齢的にも初めて結婚式に出席した友人が多く、「『初めてが翔ちゃんの結婚式でよかったよ』と言われて嬉しかったです」
ギフトを渡しながら父母とハグを。翔さんは「程よい距離感を保てる関係になれた気がします」と
リングピローは貝殻をモチーフに
交際のきっかけとなったカメラをウエディングケーキに
「おめでとう」と慈しむ表情を見せた母
翔さんが絶対にやりたかったアクアの演出に子どもたちも興味津々。透明な水が南の海のようなブルーに変わっていく
愛知県東海市在住
山田峰久さん（33歳）
翔さん（24歳）
挙式日：2020年10月11日
会場：ビアンカーラ マリーナテラス
ゲスト数：65名
よさこいの踊り子と祭りのボランティアフォトグラファーとして出会ったふたり。交際のきっかけは「カメラ」。
※ゼクシィ東海版2021年2月号より転載
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