【結婚式レポートin長野県】みんなのお蔭で迎えられた娘のハーフバースデー!
娘の成長の喜びと感謝を込めておかゆバイト
娘の茉央ちゃんを授かり、夫婦になったふたり。「今更だし、結婚式はいいやって思っていたんです。でも、彼が『一生に一度だからやろうよ!』って」。新郎の言葉に心を動かされ、悩みながらも式を挙げようと決めた新婦だった。ところが妊娠中は体調が振るわず、式は産後に挙げることに。茉央ちゃんのハーフバースデーという記念日を選び、家族やゲストへの感謝の思いを伝えたいと考えた。
挙式会場に選んだのは善光寺。お宮参りや七五三など、人生の節目にはいつも訪れていたという、新婦にとって特別な場所で誓いを立てた。入場は母のお手引きで。「私も母になり、出産や子育ての大変さがわかるように。だからこそ、母と歩いたときはいろいろな思いが込み上げてきました」
続く披露宴では、茉央ちゃんを主役に「おかゆバイト」のセレモニーを。「みんなの支えのお蔭で、今日の私たち家族がある」。そんな感謝の思いが深まるひとときとなった。
子どもを抱えての準備は、正直大変だったと新婦。「それでも、私たちふたりを結んでくれた茉央が式に立ち会ったことには、大きな意味がありました。家族3人が揃った姿をゲストに報告できて幸せです」と、晴れやかに語った。
「白無垢を着たい」という夢も叶えた、国宝・善光寺での仏前式
プリザーブドフラワーのリースブーケと花冠で、可憐な花嫁に
「ミス志賀高原」として活動していた新婦が、当時のメンバーとご当地ダンスを披露
ふたりが暮らす自然豊かな白馬をイメージし、会場には大きな枝物の木や水槽をレイアウト
挙式の新婦入場は、母と共に。「自分が生んだ娘の門出に立ち会えたことを、母もとても喜んでくれました」
0歳の茉央ちゃんの育児の傍ら、式準備に奮闘した新婦。「完全母乳だったので、当日も授乳が欠かせなくて……。苦労したからこそ、式がかたちになったことが本当に嬉しかったです」
両家の水を注ぎ合わせ、「夫婦の木」といわれるオリーブの木に注いで夫婦の誓いを
新婦母校の教会で撮影した写真や家族写真を飾って、ゲストをお出迎え
大僧正がふたりに授けたのは「一隅を照らす」という言葉。「一隅とはお互いが持つ輝かしい個性。そのお互いの個性を尊重し、気遣いのできる夫婦に」との思いを込めて
長野県北安曇郡在住
松橋尚三さん(29歳)
舞さん(26歳)
挙式日:2019年9月28日
挙式会場:善光寺 本坊 大勧進(長野県)
披露宴会場:THE SAIHOKUKAN HOTEL(長野県)
スポーツジムで出会ったふたりは、交際1年半で婚姻届を提出。結婚式は、生後6カ月の茉央ちゃんと共に。
※ゼクシィ長野・山梨版2021年1月号より転載
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