【結婚式レポートin静岡県】育った家族と共に、今、新しい家族のお披露目を
湖畔のリゾートでたくさんの笑みをゲストと交わして
挙式中、緊張していた大輔さんと莉奈さんの表情が急に和らいだ。リングボーイの登場だ。生後6カ月のふたりの息子を、莉奈さんの妹が抱っこして歩いてくる。息子を見てほほ笑み、ふたりは父母の顔に。かがんだ姿勢で手を差し伸べ、わが子を出迎えた。
時節柄、余興は少なめに。莉奈さんの高齢の祖母は出席を見送ることにもなった。が、それでも「結婚式をやって良かった」と話すふたり。進行に余裕がある分、ゆっくり写真を撮ったり、話したりすることができた。中でも大輔さんの友人に幼い頃や学生時代のエピソードを聞き、「彼は男友達にこんなに慕われてるんだ」と知れて嬉しかった莉奈さん。終始ご機嫌だった息子は挙式にも披露宴にも参加し、みんなに可愛がられた。
水面に日差しがきらめき、夏の訪れを感じさせる日。ゲストを思うふたりは「リゾートホテルを選んで良かった、と思いました」と笑顔で話す。親へのサンクスバイトや妹たちとのお色直し中座など、家族との演出が多め。実家のみんなと盛り上げ、ゲストには負担を感じることなく小旅行のようにリラックスしてもらった。街中を離れ、日常を離れ、新しい家族のお披露目にふさわしい一日となった。
プールを囲み、投げ込んだ風船が水面に着いた後ふわりと浮かぶ「ドロップアンドフライ」を行った
莉奈さんの好きなアーティストにちなみ、テーマカラーは「ブルー」。バージンロードに水色の花をプラス
バルコニーで行った菓子まき。ブーケトスと迷ったが全員参加できるイベントを選んだ。大輔さんの野球部時代の友人が「こっちこっち！」と声を掛け、盛り上げてくれた
妹が手配したテレビ電話で祖母と話し、記念撮影を一緒に
莉奈さん作の３人家族の手形の刺しゅうや思い出の写真などを飾ったウエルカムスペース。「普段、手芸など全然しないので、友人たちは刺しゅうに驚いていました」と莉奈さん
ウエディングケーキにはふたりと息子、そして大切な愛車を
可愛がっている妹たちとお色直し中座。それぞれに宛てた手紙を渡した莉奈さん
照れながらも前に出て、サンクスバイトを行った両家の父母
テーブルフォト中、慣れた手つきで抱っこする大輔さんに、息子は熟睡
会場を広々と使ったパーティ
静岡県浜松市在住
岡本大輔さん（37歳）
莉奈さん（27歳）
挙式日：2020年6月27日
会場：エクシブ浜名湖
職場で出会い、グループで遊んでいたが、実は大輔さんは莉奈さんにひと目ぼれ。初デートの翌日プロポーズ。
※ゼクシィ静岡版2020年12月号より転載
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