【結婚式レポートin北海道】結婚の喜びはふたりだけのものじゃないんだな、と
本当に親しい人と家族だけを招いた生涯で特別な一日
現在、道外に住む新郎新婦が式を挙げた札幌は、ふたりが生まれ育ち、そして出会った大切な場所。すでに婚姻届を提出し、夫婦として新たな生活を始めていたが「特別な一日」の地に故郷を選んだ。
「友人と身内が中心の少人数の挙式でしたが、温かみのある楽しい時間になったと思います」と話すふたり。大事な人たちから祝福を受けて、改めて夫婦になった喜びが湧き、同時に親への感謝の思いが溢れ出したという。
「せっかく足を運んでいただくのでゲストの皆さんにとって、その日が特別な一日になるように」とこだわったのは、上質感とアットホームな雰囲気。選んだ会場は料理のクオリティーに加え、洗練された空間とサービスに定評のある一軒家のフレンチレストラン。試食を繰り返してふたりが吟味し、納得したコース内容でおもてなしした。
食事を楽しみながらふたりがゲストの席へ出向き、一人一人に日頃の感謝を伝えた和やかな時間。パーティの終盤に行った幻想的なキャンドルリレーの風景は、ずっと心に残っている。ふたりからゲストへ、ゲストの手から手へ、次々と炎がともり、一斉に吹き消した瞬間。幸せを願う全員の心が、一つになった。
婚姻届を提出してからも、この日のために指輪は着けていなかったふたり。挙式で初めて交換し、左薬指を見るたびに夫婦になった実感が湧いたそう
挙式後、全員で中庭に出て撮影した記念の一枚
上質感を意識し、空間に合うように新婦母が手作りしてくれたリングピローとウエルカムドール
各テーブルで炎を移し合いながら、ふたりやゲスト同士が会話する機会にもなったキャンドルリレー
「結婚式は今まで育ててくれた親へ、感謝を伝える場でもあり、家族の絆の重要性を再認識しました」とふたり
装花もアイテムも、全体的にシンプルで大人っぽく
新郎新婦が吟味した一皿一皿が、遠方ゲストのおなかと心を満たした
オリジナルのケーキで両家母とのラストバイトも行った
パーティ前にはカウントダウン、ラストはエンディングビデオを上映。この日のゲストの表情を収めたリアルタイムの映像は、退場後、新郎新婦も会場の外からこっそり観賞。スクリーンに見入るゲスト同様、感激で胸がいっぱいになった

神奈川県在住
斎藤修平さん(30歳)
枝里さん(32歳)
挙式日:2019年10月20日
会場:オーベルジュ・ド・リル サッポロ
共に札幌出身で、友人の紹介で出会い交際へ。新郎の転勤を機にプロポーズ、2019年5月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2020年11月号より転載
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