【結婚式レポートin愛知県】後悔だけはしたくない。こんな結婚式が夢だったんです
特別な一日はゲストにもスポットライトを
「あなたの思い描いていた結婚式とは違うのでは?」。母の言葉に、はたと自分の心と向き合った。たくさんの人たちと華やかな結婚式を挙げるのが紗規子さんの幼い頃からの夢だった。しかし東京での新生活も始まっており、もろもろの条件を考えた上で、地元の岐阜県内のレストランウエディングを予約していた。「母に言われ、後悔したくなくてレストランをキャンセル。一から会場を探しました」。挙式会場となるラウンジを見たとき、ここしかない!と紗規子さんは会場を決めた。さらにバンケットのシャンデリアからイメージが膨らみ、当日のテーマは「映画賞の授賞式」に。「特別な日だからゲスト一人一人が主役として輝ける舞台にしたかったんです」とふたり。
トランペットのファンファーレとともに始まった挙式は、まさに授賞式のオープニングそのもの。続くバンケットに入った瞬間、ゲストからはステキ!との歓声が。そこでの披露宴では、ベストドレッサー賞などを発表する演出が行われ、スポットライトを浴びるゲストの表情からもワクワク感が伝わってきた。「そう、これが私がやりたかった結婚式なんです」。ゲストと共有する一瞬一瞬を心に刻むように、紗規子さんは静かに語った。
挙式前のブライズルームで家族の時間を過ごした。家族は紗規子さんの心をお見通し。「会場を変更するとき、背中を押してくれました」と紗規子さん
再入場は、パリのショーで見て憧れたというベールにバルーンを付けた「ドリーミーベール」で。ふわりと舞うベールに、「とんでもないことやってる!(笑)」と紗規子さんの旧友
レインボーカラーに照らされた天井までのケーキ。「1段のケーキならいつでもオーダーできるので、この日だけのものにしたかった」と紗規子さん
SNSで知って、ひと目ぼれしたスワロフスキーのブーケはロシアの作家に直接オーダー。「とんでもないもの持ってきた!(笑)」とまた旧友
記念撮影スポットも授賞式をイメージ
挙式は父と入場。「バージンロードがこれ以上長かったら泣いちゃうよ」と父
200坪のバンケットを非日常の空間に作り上げた
プロフィール写真は韓国で撮影
記念撮影も華やかに
披露宴のメイン演出。ベストドレッサー賞、ベストデザイン賞など次々にゲストが登壇した
東京都在住
守屋芳紀さん(26歳)
紗規子さん(26歳)
挙式日:2019年11月23日
会場:名古屋東急ホテル
同じ高校で1年生から交際。3年間同じクラスで同じ部活に所属。交際10年目の記念日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ東海版2020年11月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 愛知県