【結婚式レポートin東京都】愛とは? 夫婦とは?式準備はシンキングタイム
レストランでみんなと語らう少人数の会費制
ハワイ婚にしたかったが家族が参列できずに断念。「せめて写真だけでも」とネットで見つけ憧れていたフォトグラファーの存在を兄に話したところ、偶然にも兄の友人だった。話はトントン拍子に進み、一軒家のレストランで結婚式を挙げることに。「せっかく来てもらうのだからみんなと話して、みんなに感謝を伝えたい」とゲストは19名にし、会費は気軽に参列できる5000円。受付で新郎が出迎えることから、現金を当日に預かるのではなく振り込み制にした。
式を執り行ったのは新婦の大学の友人。「牧師になる」と一念発起し転学する際、「結婚するときはよろしくね」と交わした約束が現実に。準備中は3回ほど牧師考案の“結婚準備会”や礼拝に参加。愛とは、夫婦とは何かを考え、話し合う時間を過ごした。聖書に初めて触れた新郎は新鮮な気持ち。「聖書の穴埋め問題もやったりして。式って準備から始まっているんですね」とニッコリ。当日は、皆と同じ目線でその瞬間を共有したくて着席スタイルに。牧師と同じ目の高さで誓うことで、言葉はストンと入ってきた。「夫婦とは一人の人間になること。どちらかが欠けてもだめなんです」と。ふたりは晴れやかに、二人三脚で歩む扉を開いた。
ツタが絡まるレストランはスタジオも併設。式はそのぬくもりある空間で行った
新婦兄の子どもたち、めいとおいが大活躍。おいはリングボーイを、めいはとっておきのワンピースでフラワーガールを務め、賛美歌も高らかに。披露宴中に自己紹介でマイクを持つと気分は司会者。ついにはプロから台本を譲り受けて会を進行した
美しいブーケを抱え笑顔こぼれる新婦。30歳を機に苦手を克服しようと歌を習い始めると、新居では毎日歌声が響くように
「寡黙な父とわが道を行くB型の母」は娘をとても可愛がってくれた。兄家族も一緒に記念撮影。みんなも家族との記録を残せるよう、ふたりは入らずにゲストオンリーの写真タイムも設けた
一つテーブルを囲んで和やかに
「プロポーズはした」「してもらってない」論争に決着を付けた、まさかのサプライズ
身近な人に見守られた式
子どもたちはお絵描きも楽しんで
全員に手紙を朗読
みんなもこの日の余韻に浸ってほしくて、装花はドライにしやすい花をスワッグにして並べた

神奈川県川崎市
謙介さん(34歳)
瞳さん(32歳)
挙式日:2019年6月15日
会場:naturam kazuya sugiura
プロデュース:Amarillo Ivy
共通の友人が計画した飲み会で出会う。その集まりは楽しくて、みんなでいちご狩りにも繰り出したそう♪
※ゼクシィ首都圏版2020年11月号より転載
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