【結婚式レポートin長野県】大切に選び取ってきた全ての出会いにありがとう
今日伝えたい感謝の気持ちを手紙に託して
「今まで歩んできた人生の一つ一つの選択が、大切な人たちとの出会いを導き、私たちふたりを結び付けた。そして、結婚式という特別な日を迎えられる」。そんな感謝を胸に準備してきたふたり。ところが、式当日は大型台風が長野県直撃の予報……。不安と迷いの中にいた新婦を、新郎が力強く励ました。「『いぶちゃんの頑張りは無駄にしない!』と言ってくれたのがうれしくて。改めてこの人と結婚してよかったと思いました」
「人生の節目にはいつも手紙がありました」という新婦らしく、結婚式のテーマは「手紙」に。挙式では、ふたりの交際が始まった2015年製ワインと未来のお互いに宛てた手紙を木箱に入れて鍵を掛ける「ウエディングボックスセレモニー」を行った。ふたりの好きな音楽や職業にちなんだオリジナルのウエルカムドリンクから始まったおもてなし。席札には一人一人に宛てたメッセージを添え、ふたりの言葉で今日の感動を伝えた。
「雨と暴風の中、たくさんのゲストが県外から駆け付けてくれて。口々に『おめでとう!』と声を掛けてくれる姿に、大切な思い出が一つ一つよみがえりました」と新婦。みんなと出会えた幸せと温かな記憶を胸に刻む一日になった。
「ウエディングボックスセレモニー」で誓いを立てた人前式。「10年後にふたりで開けて、ワインを飲みながら手紙を読むのが今から楽しみ」
装花は、クラシカルな会場の雰囲気に合わせて
大学時代、一緒にバンドを組んでいたというふたり。二次会では、新婦がボーカルを務めバンド演奏を
式当日に誕生日を迎えた新婦の幼なじみに、お祝いのデザートプレートをプレゼント
「結婚おめでとう」。きょうだいと中座の場面では、新婦祖父が新婦の手を取り喜んでくれた
新婦が描いたイメージ図を基に再現されたオリジナルドリンク
ウエルカムスペースには、ギター&ベースや友人から贈られたカレンダーなど、普段からふたりが愛用しているアイテムを飾って
新婦母お手製のアクセサリーを身に着け挙式へ
新婦父や両家母からの手紙を、プロフィールブックで紹介
6歳の誕生日に母からもらった手紙と本を、ずっと大切にしてきたという新婦。そんな懐かしいエピソードを交え、時を超えた手紙のやりとりで感謝を伝えた
長野県松本市在住
上原尚也さん(26歳)
伊吹さん(26歳)
挙式日:2019年10月12日
会場:誓いの森 イストアール(長野県)
ゲスト数:100名
大学の軽音楽サークルで友情を育んだふたり。10回を超える新郎の猛アプローチが実り、交際スタート。
※ゼクシィ長野・山梨版2020年9月号より転載
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