【結婚式レポートin石川県】大好きなアジサイの花に感謝と喜びを込めました

バージンロードを歩んで来た新婦。新郎からアジサイのブーケを受け取って満面の笑みを浮かべた。アジサイは新婦が大好きな花。初夏に咲くことからジューンブライドにぴったりで、「家族だんらん」「和気あいあい」という花言葉も結婚式にふさわしいと、アイテムのモチーフに選んだ。ブーケと装花はもちろん、ロビーの装飾やリングピローにも用い、男性ゲストにはブートニア、女性ゲストにはリングを準備。それらを全て生花で揃え、今日一日を彩るためだけにあつらえた特別なアイテムという思いを込めた。ゲストからも「可愛い！」「うれしい！」と驚きの声。みんなの胸元や手元にアジサイが咲いているのを見た新郎新婦は、その一体感に感動した。
また、おいしいものには目がないというふたりは、披露宴の要となる料理には特にこだわり、食材や調理法などシェフと細かく打ち合わせをしてオリジナルメニューを決めた。ゲストにはくつろいで味わってもらおうと、余興はあえて頼まず、カラードレスの色当てクイズなど、自分たちの演出でおもてなし。大好きな人たちが一堂に集い、みんなが笑顔で楽しんでくれていることに、大きな喜びと達成感を覚えた新郎新婦だった。

アイテムに取り入れたアジサイの色は白と青。白の「寛容」、青の「忍耐強い愛」という花言葉もお気に入り

２歳で父を亡くした新婦。女手一つで育ててくれた母に花嫁姿を仕上げる紅差しをしてもらい、父親代わりとなってくれた祖父とバージンロードを歩くことができて感無量

ガーデンからオープンカーで披露宴入場。予想外の登場スタイルにゲストから歓声が

キッズゲストにはシャボン玉セットを渡して、フラワーとバブルのダブルシャワー

野球ボールがモチーフのケーキ。高校時代に野球部だった新郎とチアリーダーだった新婦をかたどったマジパンをトッパーに

高校も大学も同じで、職業も同じという親友からの祝福スピーチに新婦の喜びもひとしお

「すてき！」。アジサイのお揃いリングを手にするゲスト

新婦と共に新郎も父母へ手紙を読んだ。「両親にはずっと感謝と尊敬の念を持っていたので、伝えられてとても満足」

カラードレスの色当てクイズ。当たった人たちと新婦がじゃんけん。勝ち残ったゲストにプレゼントを

Profile

石川県金沢市在住
野本 諒さん（27歳）
美貴さん（26歳）

挙式日：2019年6月15日
会場：ヴィラ・グランディス　ウエディングリゾート（石川県）
ゲスト数：91名

同じ高校だったふたり。先輩である彼の卒業式で一緒に写真を撮ったことがきっかけで、交際が始まった。

※ゼクシィ富山・石川・福井版2020年9月号より転載

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