【結婚式レポートin宮城県】みんながいたから、幸せも決意もより深く
ソファ席で語らい参加型演出でふれあいを満喫
当初は海外挙式や写真だけでもいいかもと考えていたふたり。新郎は家業に携わり仲間思い。新婦は幼い頃から母のお手伝いが好きで、カフェでの接客業に夢中になる、おもてなしに喜びを感じるタイプ。改めて結婚式について考えたとき、大切な人にきちんと報告をしたいと徐々に思うようになった。
第一に考えたのは、ゲストが心地よく過ごせることと、ふれあう時間を持つこと。定禅寺通りのケヤキ並木を望む会場は、開放感があってひと目で気に入った。景色を生かし、ゲストが訪れやすいように、メイン席はソファに。お花が好きということもあって、7月の新緑と調和するように、装花にもこだわった。願った通り、ソファ席には、ゲストがひっきりなしに訪れる。「久しぶりー!」「元気だった?」何げない会話だけれど、それが心地よく、何よりも心に残った。同じく、男性ゲストに向けたゴムパッチンや、各卓で一斉に行ったバルーンスパークなど、参加型の演出でもたっぷりゲストと心を通わせた。
最初はふたりや家族だけでいいと思った結婚式。挙式の瞬間もパーティも、祝福してくれるみんながいることで、結婚する実感や幸せは深まったそう。「周囲の人を大切にしたい」そんな気持ちで踏み出す第一歩はとても力強いものになった。
バージンロードを花びらで清めてくれたのは、新婦のめい
両家父母とのファーストミートは、涙ではなく笑顔で
会場の窓から望むのは新緑が輝く定禅寺通りのケヤキ並木。グリーンを多めにした装花を合わせて、景色と空間の一体感を演出
挙式前に定禅寺通りで記念の一枚。見慣れた風景だからこそ、結婚したんだなという実感が深まった
一人一人の祝福を感じながら大階段を一歩一歩
ブルーのドレスに合わせたのは、ナチュラルなリースブーケ
バルーンをスパークさせるスティックを各卓に配りながら再入場。メイン席に到着後、全卓一斉にスパークすると、会場は弾ける音と黄色い風船に彩られた
ゲストが承認の証しに指印を押したボードは、定禅寺通りを背景に描かれたふたりの似顔絵
ケーキにもユーカリの葉をあしらい、景色とリンク
挙式後、男性ゲストを対象に行ったゴムパッチン。当たるか当たらないかでゲストは大盛り上がり
新郎のいとこが花いっぱいに作ってくれたウエルカムボード
ソファで会話や撮影を満喫
宮城県岩沼市在住
佐藤利彦さん(27歳)
綾香さん(29歳)
挙式日:2019年7月20日
会場:GRAN SUITE(グラン・スイート)(宮城県)
ゲスト数:70名
地元が一緒でご近所同士だったふたり。東日本大震災を機に連絡を取り合うようになり、次第に交際へ。
※ゼクシィ宮城・山形版2020年9月号より転載
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