【結婚式レポートin新潟県】みんなのおめでとうが温かくて、嬉しくて
笑顔も涙もいっぱい。同窓会みたいに盛り上がった一日
人前式を終えてふたりが歩き出すと「良かったね」「ずっとこの日を待ってたんだよ!」と、ゲストからの祝福と大きな拍手。すると、それまでの緊張が解けたように、ふたりの顔に晴れやかな笑みが広がった。出会って8年間、ふたりを見守ってくれた家族や友人たちに、けじめと感謝を伝えようという思いから結婚式を計画。「堅苦しくなく、仰々しくもなく、ゆったりと楽しく過ごせるように内容を考えました」
貸し切りにできる開放感のある会場をナチュラルな装花で飾り、落ち着いた居心地のいい雰囲気に。演出は、ゲストが参加できるブーケトスやカラードレスの色当てクイズ、一人一人と触れ合えるフォトラウンドなどに絞り、「少しでもみんなの近くにいられるようにしたんです」と新婦。
高校時代から一緒に過ごしてきたから、お互いのことは何でも分かっていると思っていたふたり。それでも「忙しいのに、結婚式の準備を本当に協力的に手伝ってくれて、彼のいいところをまた一つ見つけられました」と新婦が語ると、新郎は「ちゃんとヘアメイクしたドレス姿を当日初めて見たとき、実は泣きそうでした、すごくきれいで」。結婚式はふたりにとって新しい発見をはらんだ、忘れられない一日になった。
挙式後に、ロビーで女性ゲスト全員参加のブーケトス。同窓会モードで大いに盛り上がった
ドレスの色当てクイズ用投票ボックスは新婦の手作り。結婚式のテーマカラーのベージュで統一
フォトラウンドでは時間をたっぷりと取って、招いた人全員と言葉を交わしながらスナップを
「ドレス選びは一緒にしたけれど、ヘアメイクは当日まで内緒にしてファーストミートで披露。そのときは何も言ってくれませんでしたが、後で『感動でうるっとして、言葉に詰まった』と教えてくれました」と新婦
人前式では、列席者全員が指紋のスタンプを押した結婚証明書に、ふたりも押して完成させた
お色直しはふたりの好きなベージュトーンでコーディネート。ドライフラワーを使ったナチュラル感いっぱいのブーケは、新郎のアドバイスを反映させてオーダー
「挙式で着けて」と新郎がプレゼントしたピアス
「みんなの前だと恥ずかしいし、泣いてしまいそうだったから」、ベールアップは、挙式の前にブライズルームで家族だけで行った
新潟県新潟市在住
渡辺帝実さん(25歳)
美賀さん(24歳)
挙式日:2019年12月14日
会場:NIIGATA MONOLITH(新潟モノリス)(新潟県)
ゲスト数:70名
高校時代のデートは部活帰りの公園でのおしゃべり。2019年4月22日「よいふうふ」の日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ新潟版2020年7月号より転載
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