【結婚式レポートin東京都】明るい母、厳しかった祖母、二人が選んでくれた衣裳です
家族の愛情とゲストの祝福を目いっぱい感じて
チャペルの扉が開くと、お互いに最初はちょっと照れ笑い。新婦がゆっくり歩を進め、ふたりが目の前で向き合うと、今度は幸せいっぱいの表情に! ふたりの一日はそんなほほ笑ましいファーストミートからスタート。アメフト選手としても活躍する広海さんは、着慣れたユニフォームではなく長身を生かした凛々しいタキシード姿。「普段はシンプル派」という小綾さんは、母が選んだ衣裳でプリンセスのような装いに。「フリフリ好きな母とは幼い頃から好みが真逆。母が選んだ服を泣く泣く着たこともありました」と笑う新婦は、「母に喜んで送り出してほしい」と、あえてウエディングドレスのセレクトを母にお任せ。晴れ姿を家族に披露した瞬間、チャペルには笑顔と涙が同時にあふれた。
パーティでは、祝福の声が尽きないほどゲストがふたりの結婚を喜び、見守る家族も嬉しそう。「家族で過ごした日々を思い出すと、たくさんの愛情を注いでもらっていたんだと気付きました」。感謝の手紙にこうつづった小綾さん。このとき着ていたピンクのドレスは、「しつけは厳しかったけど、私にとって理想の女性!」と語る祖母の見立てで、大切な孫が結婚する喜びと幸せへのエールが込められていた。
当初、愛猫のうりちゃん・とろちゃんの挙式参加も考えていたものの、外出に慣れずこの日はお留守番。フローリストのアイデアで装花には“ネコジャラシ”も添えて
コスプレでハロウィーンを楽しんだり、同じ格好でピクニックに行ったり、友人と遊ぶ時間が大好き! この日はお揃いのラベンダー色の衣裳で新婦を驚かせた
キリスト教式は温かい雰囲気の中で
会場中に愛猫の写真を装飾。額装の写真は彼が撮影した会心の一枚
新婦を見た瞬間から父は涙
ゲストの名前とテーブルナンバーを刻印した革製のエスコートカード。長く使ってもらえるよう革選びにもこだわった
小さい頃のエピソードを交え、家族に感謝の手紙
祖母が選んだドレスに「似合ってるよ!」の声
ドキドキのファーストミートに続き、新婦から新郎へ手紙が。「目標とすべき人がいつも隣にいることがうれしいし、広海さんを尊敬しています」
自ら選んだドレス姿の新婦を前に、終始笑顔の母
かわいいデザートビュッフェでおもてなし

東京都品川区
加藤広海さん(31歳)
小綾さん(28歳)
挙式日:2020年1月12日
会場:Anniversary. An EBISU(東京都)
ゲスト数:78名
アメフト選手の彼を、彼女は得意の料理でサポート。現在猫2匹と暮らし、犬派だった彼もすっかり猫派に。
※ゼクシィ首都圏版2020年7月号より転載
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