【結婚式レポートin香川県】瀬戸内海のアートと海がみんなの夏の思い出に
二次会はゲストと楽しむ瀬戸内海クルーズ
新郎は静岡県出身で、新婦はここ香川県出身。東京の芸術系の大学でふたりは知り合い交際を始めた。アートが好きな共通の友人が多いこともあり、この夏、瀬戸内国際芸術祭でにぎわう香川県にゲストを招いて「芸術祭」をテーマに結婚式を行うことにした。
会場があるのは瀬戸内国際芸術祭の会場の一つになっている北浜アリーの一角。この辺りは高松港からの真夏の潮風を感じることのできる、おしゃれな倉庫街だ。
アート好きなふたりは会場装飾やアイテムにこだわった。挙式会場はシンプルでインパクトのあるコチョウランをたくさん取り入れて。またアイテムは静岡の富士山と香川の瀬戸内海をイメージさせるブルーを基調にしたもの。ペーパーアイテム、三日月形のフォトブースなどはふたりの力作。ウエディングケーキも白とブルーで富士山をかたどっていた。レンガ広場で自由に飲んでもらうドリンクも両県のご当地サイダーを揃え、ゲストに静岡と香川の魅力を存分に楽しんでもらった。
披露宴がお開きになると友人だけの二次会。その会場は瀬戸内海クルージング! 夕日や多島美を背景に再び乾杯をして、ふたりにもゲストにも思い出深い一日となった。
シンプルで大胆なイメージにしたくて、挙式会場をたくさんのコチョウランで飾った
静岡と香川のご当地サイダーをフリードリンクに
挙式中はチェンバロの生演奏で厳かに
新婦が父の腕から新郎の元に渡るとき、父は素敵な笑顔を見せていた
富士山をモチーフにした招待状はチケット風のデザイン
高砂席はソファに。ナチュラルなグリーンをあしらって
大きな三日月形のフォトブースは前日にふたりで組み立てたもの
二次会の瀬戸内海クルージングでは、ゲストのリクエストで夕日を背景にキス
瀬戸内海のタイと静岡のサクラエビをコラボレーションしたオリジナル料理
県外のゲストから喜ばれた二次会の瀬戸内海クルーズ。女木島、小豆島、瀬戸大橋などを眺めながら
大きな吹き抜けになっている披露宴会場は、ゲストの中に一体感が生まれていた
この日のオリジナルカクテル「インディゴスイート」。涼やかなブルーが印象的
富士山をイメージした爽やかなウエディングケーキに入刀
静岡県静岡市在住
石川拓人さん(27歳)
礼加さん(27歳)
挙式日:2019年8月11日
会場:KITAHAMA W(キタハマダブリュー)
ゲスト数:59名
大学のゼミで知り合う。2018年6月の新婦の誕生日にプロポーズをし翌3月に婚姻届を提出し、静岡に移住。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2020年4月号より転載
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