【結婚式レポートin三重県】愛されて生きてきたことを改めて気付かされました
たくさんの人に支えられ叶えた手作りの結婚式
ふたりの結婚式当日、台風19号が日本列島に上陸。数日前から気をもむ新郎新婦を支えたのは友人や家族、近所の人々だった。ゲストへの交通情報の連絡、タオルの手配などテキパキとこなしてくれたおかげで、ふたりは心強さを感じながら当日の朝を迎えた。
大雨の中、集まってくれたゲストに囲まれて始まった神前式。新婦の友人でもある神主が執り行う式は、厳かで温かく、一瞬一瞬が美しかった。「神前で誓いを立て、みんなに祝福されて改めて夫婦になったんだと実感。不安を感じることが挙式後なくなりました」と新婦の真里さん。
その後は日本料理店に移動し、披露宴を実施。大好きな人々が並んだ様子に「こんな大変な日に駆け付けてくれて、お祝いしてくれて。どんなに自分たちが愛されて生きてきたかを思い知りました」と幸せをかみ締めた。心尽くしの料理を味わいながらゲストのスピーチに爆笑したり、思い出話に花を咲かせたり。終盤には「結婚式で演奏会をしたい」と夢見てきた母娘念願のミニコンサートも行った。ピアニストの新婦と声楽家の母が奏でる音楽にゲストはうっとり。たくさんの人の手を借りて叶えた結婚式は、胸にも残る温かなものとなった。
神聖な神前式は感動の連続。巫女の舞も印象的だった
ペーパーアイテムは新婦の出身地の京都で手配。席札にはゲストへの感謝をつづった
リングピローは友人からのギフト、指輪は憧れていた京都のジュエリーデザイナーにオーダーした
洋装で臨んだ挙式。「神前式がこんなに温かいものだとは!」と感動するふたり。笑顔でアイコンタクトをする場面も
楽しいスピーチにみんな大爆笑。ゲストとの距離も近く、ホームパーティのような和やかな披露宴になった。司会は新婦の弟が担当
オーストリアに長く住んでいた新婦。知り合いのワイナリーから届いたワインで乾杯!
友人たちのスピーチはふたりの人柄を伝える温かな内容
宴の終盤、それぞれ親へ感謝を伝え、手を取り合って絆を深めた
母と新婦のミニコンサート。「結婚式で実現させたい」という夢が叶った瞬間だった
互いの紹介をする新郎新婦
挙式後、全員揃って記念撮影
披露宴会場はふたりの大好きな日本料理店。素晴らしい料理にゲストも大感激だった
静岡県掛川市在住
明生さん(41歳)
真里さん(41歳)
挙式日:2019年10月12日
挙式会場:久居八幡宮
披露宴会場:伊勢宮川の里 鄙茅(ひなかや)
招待客:28名
「ゼクシィ縁結び」で知り合い、意気投合。初めて会ったときにはすでに結婚を決めていたというふたり。
※ゼクシィ東海版2020年4月号より転載
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