【結婚式レポートin北海道】和やかで自由な雰囲気、私たちも心から楽しめました
目にも楽しい料理と演出に大人も子どももワクワク
実家が営む十勝の牧場で、のびのびと育った道産子の新婦。一方、岡山県に生まれ、北海道の大学へ進んだ新郎は導かれるようにこの地に移住し、酪農関係の仕事へ。ふたりが結ばれた背景には同業者を中心にたくさんの人の支えがあり、食に関わるゲストも多いことから料理のおもてなしにこだわって準備した。
パーティのお色直し入場後にすぐ、バイトセレモニーで大好きなケーキを堪能したふたり。多彩に並んだこの日のデザートビュッフェでは特別に、新婦実家の牧場産牛乳を使ったケーキも用意され、目と舌でゲストを楽しませた。
「シェフの方が目の前で調理するライブキッチンなど、見た目もワクワクするビュッフェスタイルがとても好評でした。お世話になった皆さんとできるだけ話したかったので、ゲスト卓に私たちの席も用意してもらい、会話をしながらみんなと料理を味わえたのが良かったです」と新婦。
にぎやかだった会場が感動に包まれたのは、新郎を迎え入れる形となった新婦の父のあいさつ。「結婚前から自分の息子のように思っている」。その言葉を受け普段は少し口下手な新郎が、新婦と親族、ゲスト全員の前で「幸せな家庭を築きます」と誓った。
念願だったチャペルでの挙式。父とバージンロードを歩く新婦の輝く笑顔が印象的
アフターセレモニーは外に出てフラワーシャワーの後、幸せの鐘を鳴らした
新婦のリクエストで用意された実家の牛乳を使ったケーキ
新郎新婦も自由にゲストの席へ行き、会話や記念撮影を楽しんだ
和装で身に着けたのは金沢で作られた水引の髪飾り。新郎から誕生日プレゼントに贈られたもの
自家牧場産の飲むヨーグルトをウエルカムドリンクに
バーテンダーにショーパフォーマンスを依頼。完成したノンアルコールカクテルは子どもたちに振る舞った
大きな祝福の拍手で見送られたエンディング
中座中、新婦が小さな頃に出演したドキュメンタリー番組を上映。家業を手伝う動物好きな優しい人柄が伝わった
1皿目のみ席に運ばれるワンディッシュ&ビュッフェの新しいおもてなしスタイル
焼きたてのステーキや自分で作る海鮮丼、牧場産牛乳を使ったグラタンやスープなど、充実度の高さに大満足
江別市在住
田村知正さん(43歳)
舞さん(35歳)
挙式日:2019年11月4日
会場:京王プラザホテル札幌
招待客:144名
酪農関連の会を通じて8年前に出会い、2018年に再会。半年間の交際を経て2019年5月、婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2020年3月号より転載
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