【結婚式レポートin静岡県】最初は興味なかったけど挙げてよかったです、幸せ!
30代の結婚式だからシンプルにでも心を込めて
約11年の交際の間、お互いの友人も交えてスノーボードや釣り、バーベキューと楽しい日々を過ごしてきたふたり。30歳を過ぎ、結婚を考え始めた時、「結婚式をやろう、思い出にも残るし」と声を上げたのは新郎の正人さんの方。「実は私はあまり興味がありませんでした」と新婦の一美さんは話す。ただ、せっかく挙げるなら一美さんの勤め先に研修に来ていた中国人の実習生に日本の結婚式を体験してもらったり、地元のお祭りのおはやしを披露してもらったりするのもいいかもと思い付き、徐々に楽しみな気持ちに。
当日、ふわふわしたドレスより自分らしいと思って選んだマーメイドドレスが、正人さんや母に「よく似合う」と褒められ、嬉しかった一美さん。彼が結婚式を挙げようと言わなかったら、父とバージンロードを歩くこともなかった。「父と腕を組んで歩いたことは一番の思い出」と笑顔になる。正人さんに感謝を込めて企画したサプライズのバースデープレゼント贈呈。一美さんとプランナーと司会者、そして子どもたちだけが知っていたという演出に、彼もゲストもビックリ。子どもたちの歌うバースデーソングが響く中、ふたりの気持ちが伝わってくる温かな時間となった。
新婦が手作りしたフォトプロップスを全ゲスト卓に
母、新婦共に「人前でやらなくてもいいかな」と思っていたベールダウンだが、「実際にやってみて、『お母さんありがとう』と素直に思えました」と新婦
リングボーイは新郎のいとこの子にお願いした
祝福のリボンワンズ
お色直し中座のエスコート役は、サプライズで母と、さらに飛び入りで指名した弟に
新郎のお色直し中座は兄と腕を組んで、2人にこやかに
ブーケプルズには中国人の実習生も参加。日本の結婚式体験をとても楽しんでいたよう
ウエルカムボードは木板に焼き印をしたもの。ウエルカムベアの台座となった切り株は新婦の父がきれいに削り、作ってくれた
余興では新郎の地元、島田大祭の第壹街のおはやしを披露。「太鼓の音っていいね」とゲストにも好評だった
新郎新婦共通の知人が多く、高砂席には常に人が
フルーツソースをドリップして、ケーキをさらに豪華に
子どもたちがバースデーソングを歌う中、新婦から新郎に誕生日プレゼントを贈呈

島田市在住
伊藤正人さん(35歳)
一美さん(33歳)
挙式日:2019年5月1日
会場:ゲストハウス リッチモンド
ゲスト人数:100名
新婦が当時勤めていた会社で出会った。約11年、時には友人を交えて楽しく交際を重ね、結婚へ。
※ゼクシィ静岡版2020年2月号より転載
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