【結婚式レポートin東京都】再会の喜びでいっぱい!時を忘れるほどでした
キラキラの憧れを叶えた新婦が運んだ幸せ
出会ったのは10年前、大学生だった。新郎は獣医師になり千葉へ。新婦は横浜に就職、その後は静岡に帰って遠距離恋愛。プロポーズを受けたのは新郎が大きな決断をしたときだ。動物ではなく人間相手の医師に転向すると! 30歳前の挑戦を新婦は応援。式は教会で、ワンピース姿で家族と挙げた。それから2年、予備校通いの新郎は医学部に合格。今後は家族や友人と遠く離れるため、新婦の憧れだった披露宴を開くことに。
舞台はレインボーブリッジを見渡すホテル。席札には一人一人との一番深いエピソードをつづり、新婦父には新郎から「慶さんの笑顔を守ります」の誓いも。涙目の新婦父は、娘とアイルランナーを歩いて新郎の元へ。「ドレスで父とバージンロードを歩くのは幼い頃からの夢でしたが、家族の喜びにもなりました」。大好きなピンクの花をお花畑のように飾り、ピンクの衣裳をまとった感激も。久しぶりに会う、そしてまたしばらく会えない友人とはたわいない会話を楽しみ、高齢の祖父母も泣いたり笑ったり。今、新婦家ではエンディング映像を繰り返し上映、「もう死んでもいいわ」なんて冗談を飛ばす母の姿も。憧れの祝宴は、それぞれに幸せを運んでくれた。
4歳の新婦おいが敷いてくれたアイルランナーを、涙目の父と歩いた。「右、左」と声を揃えて歩を進めたことは、生涯の思い出に
新婦お手製、花器をデザインしたストリングアート
ブレスレットとヘッドドレスは、既に結婚式を挙げている友人が貸してくれた
ドレスの色当てクイズに子どもたちも一喜一憂。色が外れて涙を流して悔しがる女の子も!
「30過ぎても着たかったのは、やっぱりキラキラのピンク♪」
白ドレスはレース使いが美しいマーメイドに
静岡の友人たちと余興の恒例、フラを披露
新郎が指をパチンと鳴らすと、ゲスト卓のキャンドルが一斉にともって歓声が上がった
この日を楽しみにしていた95歳の祖父も、元気に参列
祖母をエスコート役に指名すると感激。「式後しばらく経った今でも、ありがとう、ありがとうと言ってくれます」
車で来館した人や授乳中のママも多いためカラフルなノンアルコールドリンクを用意
ホテルならではのラグジュアリーな雰囲気の中、フォアグラのステーキなどでスペシャルなおもてなしを

北海道旭川市
土田勇気さん(32歳)
慶さん(32歳)
挙式日:2019年4月14日
会場:ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
招待客:106名
きっかけは「お似合いだから」という友人の紹介。今は北海道の大学に編入し、北の暮らしが始まっている。
※ゼクシィ首都圏版2019年10月号より転載
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