【結婚式レポートin福岡県】こだわったのはファミリー婚。新たなつながりが宝物になりました
近しい51名と長男と一緒に実現した結婚式
ふたりは、2018年1月に生まれた長男を朔久(さく)君と命名。「朔」の字には「始まり」の意味があり、第1子の誕生が「家族の始まり」との思いを込めていた。
それから1年4カ月たって叶えた結婚式。新婦が最もこだわったのが神前式。背景には、新婦が中学生のときに、年の差のある姉2人が挙げた神前式の結婚式がある。2人の白無垢姿が今も鮮明で、「末っ子として最後の白無垢姿を親に見てもらいたい」という娘心あってのこと。憧れの装いで臨んだ神前式では、家族はもちろん、友人たちからも、「きれいだよ」「白無垢がすごく似合うね」と称賛された。
近しい51名を招待した披露宴は和の雰囲気で統一。ダリアやピンポンマムなどの花を装飾し、共同作業はだるまをデザインしたウエディングケーキへの目入れという和風の趣向に。また、入場ごとに朔久君を同伴し、ファミリー婚を表現。特に、再入場時は、乗り物が大好きな愛息をキッズカーに乗せて登場し、そのまま新郎と新婦が息子と手をつなぎ歩いてメイン卓へ。「もう歩けるんだ!」と、拍手したり、カメラを向けたり、ゲストは大盛り上がり。「家族の新たな始まり」にふさわしい和やかな結婚式となった。
白無垢と綿帽子。憧れの衣裳で、新婦は挙式へ
だるまを描いたケーキにハート形のクッキーをオン! 長男への愛情バイトも満喫
シンプルなウエルカムボードに新婦手作りのドライフラワーを添えて
ファミリー婚だからと、乾杯の発声をキッズゲストにお願い
「お互いの結婚式でスピーチし合おうね」と約束していた幼なじみのスピーチに、新婦は感激
「隈元」という名字にちなんだウエイトベア。贈呈の瞬間、母の顔がほころんだ
ゲスト卓では感謝の思いを込めて、写真撮影
開場前のアトラクションとしてバルーンアートも。キッズらが大喜び
赤とグリーンにこだわった装花で、落ち着いた雰囲気に
新婦念願の神前式。両家の親族が列席する中、パパっ子の愛息は新郎に抱っこされて
「結婚1周年記念日に彼がプレゼントしてくれた花束をずっと残しておきたくて」と手作りしたドライフラワー。そんな宝物もウエルカムアイテムに
ギターが得意な新婦義兄の弾き語り。会場中を魅了した
福岡県福岡市在住
隈元勇祐さん(26歳)
はづきさん(27歳)
挙式日:2019年5月4日
会場:RITZ 5(リッツファイブ)
ゲスト数:51名
カフェのスタッフ同士として出会い、互いの仕事ぶりに惹かれ合ったふたり。2017年10月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ福岡・佐賀版2019年9月号より転載
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