【結婚式レポートin東京都】スウェーデンに嫁ぐ私。親のエールが響きました
新郎ママは新婦母を想ってギュッとハグ
埼玉から京都の大学へ進学。しかし本格的な英語学習を諦めきれずに、シアトルのカレッジに留学。そこで出会った彼と結婚し今度はスウェーデンへ嫁ぐことに。「親に背中を押してもらう機会は多かったかもしれません」と新婦。式当日、母にベールダウンをしてもらい父とバージンロードを歩くと、「いってらっしゃい!」とエールをもらった気分で勇気が湧いてきた。
ゲストは新郎親族や友人がスウェーデンから、留学仲間が各国から参列。日本を楽しんでほしくて東京タワーを望む空間で式を挙げ、その場で使える箸をギフトにし京野菜などの料理でおもてなし。特に折り鶴のエスコートカードは喜ばれ、ポケットチーフにそっと包んで持ち帰る人も。一方スウェーデンからは、おじが両国国旗のバッジを全員分用意。それをゲストは胸に着け、新郎ママ手作りの映像に注目。おばは幼少期の新郎を語り「やんちゃでどうなるかと思ったけど、私たちいい仕事をしたわ」と会場を沸かせた。さらに新郎友人からは新婦親に贈り物も。こうして互いが相手を想う祝宴の最後に新郎ママは新婦母をギュッとハグ。母はむせび泣いた。そこには寂しさだけじゃなく、新しい家族のぬくもりもあった。
新郎が家にあいさつに来るとき、いつもはおおらかな父が1週間前から緊張気味。「彼は、ハッピーハッピーでやってくるだろうから……」と新婦の胃はキリキリ。けれど実際に対面すると、母は「家族以上にあなたがリラックスする人は初めてね」と驚き、父も安心した様子で彼と釣りへ。当日は大好きな人への感謝を大切にした結婚式について「誇りに想う」と送り出してくれた
「涙涙の一日かと想ったけれど、みんなの顔を見たらただただ幸せでした」
プチギフトはスウェーデンの木製バターナイフ
絶えずゲスト卓でおしゃべりを
早速にギフトの箸を使って
スウェーデンの国旗カラーをテーマに、自然豊かな嫁ぎ先を表現したウエルカムスペース
懐かしすぎる母校の集合写真に盛り上がる
スウェーデン流にふたりに関する各卓対抗クイズ
外国人ゲストが感激した折り鶴のエスコートカード
新郎を中心にスウェーデンからの参列者を紹介した映像を上映し、おばが愉快に紹介
新婦母を優しく抱く新郎ママ
スウェーデン
ヨハンソン マーティンさん(24歳)
アヤさん(28歳)
挙式日:2019年4月13日
会場:ホテル メルパルク東京
招待客:48名
カレッジ卒業時にプロポーズを受け、2年間の遠距離恋愛を経て迎えた当日。彼のまなざしは、とろけるよう。
※ゼクシィ首都圏版2019年9月号より転載
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