【結婚式レポートin千葉県】お手本はペンギン夫婦♪愛を語り、添い遂げます
粋な新婦母から娘がときめく贈り物2つ
「幸せになってね、ヨーイドン!」のエールに、驚いて笑って胸いっぱい。学生時代に陸上部だった娘に、母から贈られたベールダウンの言葉だった。挙式は友人が、ふたりにちなんだ誓いの言葉を投げ掛け和やかに進行。「そろそろかな……」とチャペルの扉の隙間からチラチラ見える黒と白が気になったのはふたりだけ。その扉が開き、サプライズで現れたのは背丈50センチほどのケープペンギン! 首のリボンにリングをぶら下げペタペタ前進すると、ゲストは身を乗り出し笑って陽気なムード。さらに披露宴入場シーン。ガーデンには、ペンギンに餌付けする新婦とその様子を撮影する新郎が現れた。「いつもの私たちの姿です」とニッコリ。水族館デートを重ねるたびにふたりのペンギン愛は深まり、結婚式に招くまでに。ペンギンはつがいになると生涯添い遂げ、感情豊かに日に何回も「愛している」と鳴き交わすそう。そんな夫婦になりたい想いも込められていた。
さてその後、中座する新婦に再び粋な贈り物をした母。ペンギンの絵を全員に持ってもらい娘を驚かせたのだ。12月挙式に夫婦愛を象徴するペンギンが幾度も登場。クリスマスプレゼントを贈り合うようなほほ笑ましい時が流れた。
自然光が降り注ぎ、街路樹の緑もすがすがしいチャペルでの人前式。友人からの誓いの言葉はその場で初めて聞いて、笑ってしまった場面も
新婦は中座のエスコート役に弟といとこ2名を指名。すると全員が可愛いペンギンに変身して、ビックリ!イラストはいとこのお母さんが描いてくれた
クリスマスムード満点の衣裳と装飾
大勢の友人が祝福に駆け付けてくれた。スピーチでは陸上部をリードしてくれた新婦に感謝の言葉が贈られ、懐かしくて嬉しくて涙が溢れた
愛らしいリングペンギン。バージンロードにはペンギンたちが脱線しないよう、柵代わりのプレゼントボックス
式前、親と対面すると父はいつものように頭をポンポンしてくれて、胸いっぱい
ブーケをキャッチした友人と
新婦お手製、細長い紙を丸めて作るペーパークイリングでお出迎え
顔合わせ以来、両家親はとっても仲良しに。「これは自慢したいほど幸せなこと」とふたり。新婚旅行のハワイも一緒に行くため、お揃いのアロハシャツを親ギフトにした
千葉県佐倉市
藤代卓也さん(26歳)
莉穂さん(25歳)
挙式日:2018年12月16日
会場:THE MEETS MARINA TERRACE
招待客:98名
学生時代のバイト仲間として出会い、付き合い始めてから約7年。新居にはペンギンアイテムがいっぱい。
※ゼクシィ首都圏版2019年7月号より転載
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