
【結婚式レポートin長野県】家族と友達、愛犬に11年分のありがとう!

旅行のように自然体で楽しむ軽井沢挙式
ふたりは大学の同級生で交際11年目。ゲストには旅行気分で美しい自然とおいしい料理を楽しんでほしいと、軽井沢のシックなゲストハウスで式を挙げることにした。
3日前に現地入りしたふたりは、2匹の愛犬と緑の中を散歩しながらハネムーンを満喫。一緒に暮らし始めてから家に迎え、「私たちにとって子どもみたいな存在」というラムちゃんとエルちゃんは挙式にも立会い犬として参加し、結婚証明書にかわいい肉球のサインを押してくれた。
披露パーティでは、アナウンスなしの自然な形でふたりが登場。新婦はハンディーカメラを手にゲストを撮影しながら笑顔で言葉を交わし、新郎は「おめでとう!」の祝福に大きく両腕を広げて応えた。新郎友人をプレゼンターに指名したケーキ入場や、新婦から新郎へのサプライズ入りのメッセージビデオ。テーブルラウンドでは籠とトングを手にしたふたりが焼きたてのパンをゲスト一人一人にサーブして回り、終始ホームパーティのようにリラックスして、温かで楽しい時間を過ごした。
「家族と友達、愛犬がいてくれたから私たちの今がある」とこれまでを振り返るふたり。11年分の感謝の思いをふたりらしく伝えることができた。
和装の前撮り写真を使ったウエルカムボード。アイテム類のデザインは、デザイナーの新郎が手掛けた
白ドレスは国内に1点しかない希少な一着。新婦がひと目ぼれし、新郎も「一番似合う」と太鼓判を押したそう
新郎入場は、トリマーの新婦が前日にカットし花を飾った首輪でおめかしした愛犬たちと一緒に
グリーンを中心にしたシックな会場装飾。ケーキもシンプルに大人っぽく
入場時にも特別な演出はせず、「自然体でカジュアルに」
席札ギフトには地元スーパーのジャムを
両家父母への記念品は、ふたりが土から選んで工房で手作りした感謝のメッセージ入りめおと茶わん
「ゲストに味わってほしい」と選んだ料理は、どれも絶品。土瓶からスープを注ぐブイヤベースの演出には、客席から歓声が上がった
香ばしい焼きたてパンをサーブ。「オリーブオイルを付けると最高です」とオススメ
自身の闘病をきっかけに結婚を意識したという新郎。「支えてくれた新婦と夫婦になったことを、皆さんに報告できてうれしい」と思いを語った

東京都文京区在住
小野幸紀さん(31歳)
沙織さん(31歳)
挙式日:2018年7月15日
会場:VILLAS DES MARIAGES 軽井澤(ヴィラ・デ・マリアージュ 軽井澤)(長野県)
招待客:51名
交際10年目の昨年に婚姻届を提出。アイテム作りなど、ふたりで協力した結婚式準備は楽しい思い出に。
※ゼクシィ長野・山梨版2018年12月号より転載
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