【結婚式レポートin福岡県】愛情や感謝を言葉にして伝える喜びを感じました
照れ屋なふたりが勇気を出して思いを伝えた一日
普段のふたりは、愛や感謝の気持ちを改まって言葉にするのが少し苦手。だからこそ結婚式では、「思いを言葉にして伝える」演出にこだわった。
人前式では、12本のバラで愛を誓うダズンローズセレモニーを行い、新郎野球仲間や新婦親友など、ふたりと親交の深いゲストらが一人ずつバラを届けに。「野球人として尊敬しています」「人のために努力する大切さを教えてくれてありがとう」など、一人一人に言葉を選び感謝を伝えながらバラを受け取った。最後の2本は新婦の父母から。「披露宴で花嫁の手紙は照れるし挙式で伝えたい」という新婦が考えたサプライズ。「うそ偽りのない愛情で育ててくれてありがとう」と母に。「頑固だけど愛情いっぱい。大好きです」と父に伝えると、会場は温かい拍手に包まれた。
続く披露宴で新郎新婦は、ひときわ爽やかな笑顔でゲストを迎えた。実は前日に、リハーサルと称してチャペルに新婦を呼び出した新郎。「ちゃんとプロポーズできてなくてごめん。一緒に人生を歩んでいきたい」と告白したのだった。口下手な新郎が意を決して伝えた言葉の重みに新婦は感無量。迎えた当日はいっそう特別で、大切な人と思いを伝え合う幸せをかみしめた。
挙式では新郎のお支度の仕上げとして、父がジャケットを着せ、母が手袋を渡すセレモニーを行った
友人ゲストがメッセージビデオを披露。幼い頃からの友人や恩師、家族からの言葉に涙がこぼれた
ひざまずいてブーケを渡す新郎のしぐさに思わず笑ってしまった新婦。つられて会場も笑いに包まれた
ダズンローズセレモニーでは、友人への感謝が溢れて思わずハグ
シンプルでおしゃれなプロフィールブック
びっしり手書きされたメッセージを嬉しそうに読む親族
ふたりが写ったウエルカムボードの前で楽しそうに記念撮影する新婦母と兄
ケーキカットを笑顔で見守るゲスト
ソファだけの高砂席でゲストとの時間を大切に
ベールは新婦の希望を基に裁縫が得意な祖母と母が手作りしてくれた
デザートタイムではゲスト席に交じってくつろぐ新婦
コーヒー好きの新郎が選んだプチギフトは、ラベルにふたりの写真を入れたオリジナル
おばの奏でる大正琴をBGMに祖母二人と仲良く退場
福岡県筑紫郡在住
内田達也さん(31歳)
明梨さん(31歳)
挙式日:2018年7月14日
会場:WITH THE STYLE
ゲスト数:74名
2015年に出会い、自然と友人から恋人、結婚へ。デートはふたりが大好きなアイスクリーム店やカフェ巡り。
※ゼクシィ福岡・佐賀版2018年11月号より転載
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