【結婚式レポートin福岡県】皆と交わした笑顔の乾杯。この瞬間を待っていました
大切な人たちと過ごした時間。一生忘れません
2020年5月に予定していた結婚式を、新型コロナウイルスの影響で延期に。それでも「親には早く幸せな姿を見せたい」と、同年11月に家族のみでの挙式を行ったふたり。その後、披露宴を予定するもコロナが落ち着かず、一度は諦めることも考えたが、挙式後、両父を天国に見送ったことから、「大切な人とはできる限り、顔を合わせる場を持っておこう」と決意。以前から「披露宴をするならここ」と決めていた会場で、この日を迎えることにした。
共にデザイン専門学校出身ということで、動画やペーパーアイテムは全て手作り。憧れの衣裳やプチギフトもふたりで用意し、ゲストを迎えた。
当日、会場の扉が開いた瞬間、視線の先に並ぶたくさんの笑顔に感極まってしまったというふたり。ゲストに見守られる中、水合わせの儀や誓いの言葉を披露し、夫婦になったことを報告した。乾杯や友人スピーチでは、たくさんの温かな言葉が贈られ、ふたりが涙するシーンも。
一方、「大人のゲストが多いから」と、ワインを主役にした余興では大いに盛り上がり、たくさんの笑顔に囲まれた。
「悩んだけれど、開催して本当に良かった」。温かな余韻は今もずっと続いているそう。
披露宴の始まりに、皆の前で改めて誓いを立てたふたり
ウエルカムボードは、デザイナー、イラストレーターとして活躍する友人作
ゲストとの記念撮影も存分に
3種類のワインを試飲し、一番高価なものを当てる、テーブル対抗「ワインテイスティング」は大盛り上がり
再入場では、ふたりらしいナチュラルな装いで登場。新婦の花冠に「かわいい!」の声も
装花は、テーブルごとにあしらいを変えて。ふたりがデザインしたカバーを付けたインスタントカメラも一緒にセット
エスコートカードを取ったら、その人の写真と差し替えてもらうように。最後には笑顔いっぱいのボードが完成
ゲストに土を添えてもらったオリーブの苗。披露宴中に、ふたりが水を注ぐ「植樹の儀」を
会場オリジナルのケーキには、ふたりらしいデコレーションを添えて。入刀後は、お世話になった友人へサンクスバイト
ふたりの紹介や、前撮り写真などをまとめたプロフィールブック
見送りでは、ゲストから「すごく良かった!」という感激の言葉も
福岡県福岡市在住
吉崎 調さん(34歳)
可菜さん(32歳)
挙式日:2022年10月29日
会場:Flairge 桜坂(フレアージュ 桜坂)(福岡県)
デザイン専門学校の同期で、新郎はweb、新婦はグラフィックの仕事に就く。手作りアイテムのセンスに注目。
※ゼクシィ福岡・佐賀版2023年6月号より転載
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