【結婚式レポートin熊本県】南阿蘇の風に舞う花びらと、春の星座に祝福されました
天文台のあるオーベルジュで天体観測も満喫
ふたりが南阿蘇にあるオーベルジュを会場に選んだ理由は、「時間に縛られないで、自然体で楽しめる結婚式にしたい」との思いから。ガーデン人前式に始まり、披露宴はレストランで。夜は、ゲストにも宿泊してもらって、共に過ごす滞在型ウエディングを実現した。
また、新婦は東京の専門学校で学んだ服飾デザイナーなので、新郎のタキシードを手掛けた。ウエディングドレスは、パリ在住と東京在住の学友がそれぞれ仕立ててくれることに。装いにもゲストの視線が集まる中、タキシードとドレスが花びらに彩られるフラワーシャワーの瞬間は、ひときわ大きな拍手が起こった。
宿泊ゲストのために特別なアフターセレモニーも準備していたふたり。21時30分、ゲストをオーベルジュ内の天文台に案内して、春の星座を楽しむ天体観測を行った。望遠鏡の中に光り輝く星々。その中に4つの星を結んで「春のダイヤモンド」と呼ばれているひし形が浮かび上がる。まるでふたりを祝福するかのようで、「こんなにきれいに見えるなんて。ふたりの幸せの証しね」と、ゲストから歓声も。ふたりは星空を眺めながら、大切な人々が笑顔で祝福してくれた時間を思い出して、幸せを実感していた。
森の散歩道に佇んで、ふたりはいつもの笑顔で記念撮影
アパレルショップを経営している新婦。店のスタッフがリングピローを手作りしてくれた
グリーンをアクセントにした装飾で、ナチュラルな空間に
春風に揺れる木製ブランコで夢中に遊ぶ女の子。挙式前、ガーデンでのワンシーン
ゲストとフォークダンスを楽しんだふたり。それぞれのラストのパートナーにプレゼントを贈る趣向にしたら、新郎父が新郎の相手に。いつも物静かな父がその瞬間に大喜び
シェフ自慢の料理を、ゲストはゆっくりと堪能
新婦幼なじみの息子がリングボーイに、新郎めいがフラワーガールになって、挙式のお手伝い
「天文台のある会場だから」と、『月の土地の権利書』と花束を親に贈った
段ごとにベリーとカットフルーツでデザインを変えて、春を感じる2段ケーキに
プロップスを使ったフォトラウンドを、全員が自然体で満喫
プチギフトは、おしゃれなサイダー
天文台のあるオーベルジュ
熊本県熊本市在住
吉川直通さん(33歳)
博美さん(32歳)
挙式日:2018年4月28日
会場:南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ 「森のアトリエ」
招待客数:116名
天秤座の新郎と獅子座の新婦。おしゃれなカフェの客同士として出会ったふたりは、交際2年で結婚へ。
※ゼクシィ熊本版2018年10月号より転載
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