【結婚式レポートin岡山県】母と選んだドレスをまとい、ご縁に感謝します
ゲストに感謝と愛を伝えるためふたりで弾き語り
中学のときから女手一つで兄と新婦を育ててくれた母。結婚が決まり準備を進める中で、「一生に一度だからオーダーしたら?」と大阪のドレスショップを見つけてくれたのは母だった。ドレス制作を兼ねた大阪の旅は、母と娘の貴重な時間に。挙式が始まりベールダウンをする間も母は笑顔。この結婚をまるで自分のことのように喜んでいた。
一方数年前に父を亡くした新郎も、母にとって一人息子。母も巣立つ息子の晴れ姿に喜びがあふれていた。
そんな環境に育ったふたりの結婚式は、家族や周囲の人とのご縁を大切にした内容に。フォトグラファーやヘアメイクは新婦が七五三からお世話になっている方に依頼。学生時代の友人も心のこもったサプライズ映像を用意し、ふたりを祝福した。
ふたりからゲストへのサプライズギフトは新郎の弾くギターによる歌。ふたりが初デートした岡山県牛窓にゆかりのある曲で、家族やゲストとのご縁と感謝を表していた。
披露宴の終盤は新婦の母から新婦に向けたサプライズの手紙朗読。そして新郎の母からは長い巻き紙にしたためられた思いのこもった謝辞が。温かい母たちの愛に、ふたりもゲストも感激していた。
ヘアメイクやフォトグラファーは新婦が幼い頃からお世話になっている方に依頼した。「今日は感無量。こちらも泣いてしまいそうです」とフォトグラファーは話していた
交際中のふたりの写真を受付にディスプレー
新婦が手紙を読み終えると、サプライズで新婦母がふたりに手紙を朗読。「あゆみのことをずっと応援します。しんちゃん、あゆみをよろしくお願いします」
新婦の元アルバイト先のボウリング場で知り合ったふたり。マイボールを受付に飾った
新婦の好きなイチゴがいっぱいのウエディングケーキ
数カ月前から練習してきたというギターと歌。ゲストと家族に感謝を伝えた
カラードレスでは各卓を回って記念撮影
新郎の中座では母がエスコート役に。母は喜んで新郎に駆け寄り、早速手を繋いでいた
新婦の友人が映像余興の後、花を持って登場
友人が手書きしてくれたという新郎母の謝辞。長い巻き紙には母の思いが詰まっていた
ブーケプルズでは引き当てたゲストがガッツポーズ

岡山県岡山市在住
坂本進治さん(40歳)
あゆみさん(24歳)
挙式日:2018年4月30日
会場:ANAクラウンプラザホテル岡山
ゲスト数:55名
2013年、大学生だった新婦のバイト先のボウリング場で知り合う。2016年秋に再会し、交際に発展。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2018年9月号より転載
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