【結婚式レポートin北海道】“おめでとう”の声がこんなに嬉しいなんて
お互いのゲストにふたりの歴史と幸せな今を伝えた
職場で出会い、昨年の春、娘が生まれてパパとママになったふたり。「職場には共通の知り合いが多いですが、お互いの学生時代の友人にはこれまでなかなか会う機会がなかったので、相手のことや家族のことを知ってもらい、皆さんにごあいさつする場にしたいと思っていました」
披露宴でゲストの頬が思わず緩んだのは、娘を抱いた新郎と新婦のお色直し入場シーン。幸せな笑顔で歩く家族の姿に、応援の声と温かな拍手が送られた。新郎は新婦の友人へ、新婦は新郎の友人へ「結婚式を機会に自分のことを知ってほしい」と考え、テーブルスピーチは小学校の友人から高校の部活や職場の先輩、ふたりそれぞれの歴史を知るゲストをサプライズで指名。友人の愛いっぱいの飾らない言葉には、ふたりの素顔が垣間見えた。ゲストの驚きと感動を呼んだのが、学生時代に吹奏楽部だった新婦による10年ぶりのフルート演奏。
「練習時間は十分に取れませんでしたが、これまで親族や友人の前で演奏する機会がなく、結婚式という特別な場で思った以上の歓声を頂き、嬉しかったです。“もう一度フルートをやりたい”という私の夢が叶った瞬間でもあり、メンバーに心から感謝です」
会場受付の前撮り写真と手作りウエルカムアイテム
手紙を読み終えるまで「親の顔は見ていなかった」という新婦。顔を上げると、父と母の目に涙がたまっているのが見え「私もそこで一気に涙してしまいました」
前職場の仲間が協力してくれたサプライズ演奏。演奏後はゲスト全員から想像していた以上の大歓声が
ケーキセレモニーはバブルシャワーの演出で幻想的に
偶然、おめでた続きとなった新婦友人ゲスト3人に安産祈願のお守りと紅茶のセットをプレゼント。「『これを握って出産に挑むね』と言ってくれて、嬉しく感じました」
挙式後にテラスで行ったバルーンリリース。美しいシーンが心に残った
花束贈呈の子どもの他、子どもゲスト全員にプレゼントを用意
気心の知れた友人のスピーチが笑いを誘った
海の幸を意識した北海道らしいコース料理
新婦が学生時代に夢中になったYOSAKOIや愛娘の誕生など、ふたりの歴史を凝縮したプロフィールムービー
親には似顔絵を彫った時計を記念にプレゼント

北海道札幌市在住
嶌田 陸さん(25歳)
友恵さん(25歳)
挙式日:2018年4月21日
会場:ホテルライフォート札幌
招待客:80名
同じ職場で働いていた元同僚カップル。出会って2年後に交際が始まり、昨年5月に娘の希空ちゃんが誕生。
※ゼクシィ北海道版2018年9月号より転載
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