バンライフで全国を巡ったふたりの幸せのカタチ『1/LOVERS』
結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。
ふたりの決めた幸せは、全部、いい。
みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は、家を持たず、DIYしたバンに乗り込んで2年間のハネムーンへと繰り出したふたりの話──。
結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。
ふたりの決めた幸せは、全部、いい。
みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は、家を持たず、DIYしたバンに乗り込んで2年間のハネムーンへと繰り出したふたりの話──。
留学生と日本人が半々という大学で出会った。ベトナム人の彼女は来日して7年、行動力抜群の美容大好きな女の子。彼は高校まで野球一筋で英語は話せず、寮生ともジェスチャーで乗り切る暮らしから始まった。
そんなふたりは友達から恋人になってサーフィンに夢中に♪けれど就職すると遠距離恋愛となり、社会の壁にもぶち当たった。「個性溢れる大学で楽しく学び、働いたら活躍できると思ったのに…実際は何もできなくて」と彼。「自分がいいと思った提案も組織の中ではなかなか通らなくて…」と彼女。
コロナ下となり「会えないまま、サーフィンも行けないまま、ただお金を稼いで、ただお金がなくなるだけの日々」と何度も電話でグチっていたある晩、「明日で人生が終わったら後悔する」と“バンライフ”をひらめいて視界が開けた!
もともと、家を持たずに車中泊しつつ移動して暮らすバンライフに憧れていたふたりは、たった一本の夜中の電話でスイッチon!予算を立て、毎月の貯蓄額を決め、車のDIYや旅についてSNS発信する計画などときめくアイデアがポンポン生まれた。
それまでフレームの中でがんじがらめだった仕事も「スキルを身に付けよう!」とやる気に。1年半後には退職して結婚、そして中古車をDIYし、2年にわたる大冒険のハネムーンへと繰り出した。愛猫のジョン君も一緒に♪
バンライフは全国の海でサーフィンをする夢が広がり、「日本について自分の目で見て知りたい」彼女の好奇心を膨らませ、ふたりが心地よいと体感した土地に住むという新居探しのミッションもあった。
狭いバンには最小限の物しか持ち込めず「身軽だとストレスフリー」と気付いた。ケンカしても逃げ場がなく、仲直りの仕方も早くにマスター。そしていろんなふうふとの出会いも大きかった。「カタチにとらわれないさまざまな生き方を知ったし、ふたりが目指す子育てスタイルも発見」とふたり。
沖縄を除く全国46都道府県を巡ったふたりは今、海も近く程よく便利で、穏やかな人が多い北関東に定住中だが、子どもが生まれたら3人+猫2匹の家族に合う場所を見つける旅に出発する予定だ。
「どんな老後になるか楽しみ」とふたりの未来はワクワクだ。
1年半で300万円を貯めて60万円の中古車を購入。サーフィンで知り合った大工さん監修の下、ドライバーの使い方から教わってDIYも行った
学生時代に排水口から救出した子猫をふたりで育てた。そのジョン君も一緒に全国旅へ。旅の後半にはもう一匹の猫コビー君も加わった
「親ではない人生の先輩の言葉はすんなり入ってきた」とふたり。旅先でさまざまなふうふに出会ったことも大きな財産になった
左:チャンさん(27歳)
右:じろーさん(27歳)
ベトナム生まれのチャンさんと、湘南ボーイのじろーさん。結婚後に愛猫とバンライフを始め、今はサンルームのある家に暮らす。@trangjiro_fufu
構成・文/千谷文子 撮影/保田敬介 D/mashroom design
※Photo Episode写真はおふたりからの提供
※掲載されている情報は2026年6月時点のものです