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コラム・連載

ステップアップファミリーになったふたりの幸せのカタチ『1/LOVERS』

結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。

ふたりの決めた幸せは、全部、いい。

みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は台湾出身&フランス出身のふたりが国際結婚をしてステップアップファミリーになった話──。

いつも“ぴったんこ”で幸せ
ギクシャクしない子連れ国際結婚

  • 国際結婚の夫婦の写真

シングルマザーの彼女は看護師の仕事に追われて体調を崩し、ようやく休みを取って回復したタイミングで大好きなラーメン店へ。精をつけて外に出ると、炎天下の中、汗ダラダラでフラフラの彼が!看護師の彼女は熱中症を心配し、水を買って差し出したのが始まりだった。

少し会話をすると、ふたりとも離婚したばかりの子連れシングル。互いに仕事漬けの毎日で、でも3日後だけは共に時間がありカフェで再会することに。「運命を信じるフランス人」の彼は、トップギアで「愛しています」と涙まで流してプロポーズ。

いきなりの展開に圧倒されまくった彼女だったけれど、なぜか心地よくて楽しくて「まずは友達に」。1カ月後には子連れの同居暮らしが始まった。

  • 国際結婚夫婦の写真

カフェデートの成功は彼の娘たちも喜び、突然現れた新しいママは人生相談できる姉のような存在に。「何で俺らにパパがいないの?」と寂しそうにしていた息子たちも、新しいパパを大歓迎。

「とはいえギクシャクしない?」とよく聞かれるが、不思議としっくり。秘訣(ひけつ)は親子間も夫婦間も、建前のない本音と本音のストレートな関係性

「食べ物を大事にする、夜更かしはダメ」と彼のルールに子どもたちは素直に従う。そのルールの中で子どもたちの考えを尊重する。「彼はとても厳しいけれど懐は大きい」と彼女。苦手なところにバツをつけないのもふたり流だ。

台湾出身日本育ちの彼女は漬物大好き、フランス人の彼はブルーチーズ大好き。でも互いにそのにおいは受け入れられずいつもケンカになるけれど、いつも相手の主張に折れて諦める。

折り合いをつけるって大事。私は台湾人の親と日本社会の考えの違いを感じつつ育ってきました。彼も長年日本にいて、フランス人との価値観の違いを痛感していました」。だから本音は隠さないが諦め上手でもある。

そして最も大事にしているのはスキンシップで、子どもが眠った21時~は恋人時間♪食卓のベンチに横並びに座り、仕事をしてても片方の腕で相手を必ず抱いて。「体勢がつらい」と苦笑いの彼女だが、「とにかくくっついていたい」フランス流に寄り添って、今日も明日もぴったんこの毎日だ。

Photo Episode

  • 料理の写真

    「調理はストレス解消」というダビドさんの一皿は遊び心満点。
    毎回楽しい盛り付けで子どもたちのハートをわしづかみ!

  • 親子の写真

    ダビドさんの娘たちは大学生と社会人になり、
    子育てはほぼ卒業。まだ幼い子どもたちとは全力で一緒に遊ぶ

国際結婚夫婦の写真

左:ダビドさん
右:Ikeiさん

台湾出身で看護師&漫画家の彼女はわんぱく盛りの息子2人を、フランス出身でブルワリー&バー経営の彼はお年頃の娘2人を連れて家族に。5人目の子どもは今3歳♪

構成・文/千谷文子 撮影/保田敬介 D/mashroom design
※Photo Episode写真はおふたりからの提供
※掲載されている情報は2026年5月時点のものです

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