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[全文掲載] 花嫁の手紙vol.62~今日感じた幸せを、真っすぐ言葉にする~

花嫁の手紙を読む新婦

花嫁が親や家族への思いをつづった手紙を読む「花嫁の手紙」は、結婚式の定番演出。普段言えなかった素直な気持ちを伝えられる良い機会ですが、何をどう書いていいかわからない…なんて悩む花嫁さんもいるのでは?そこで卒花の実例から、あなたが花嫁の手紙を書くためのヒントやコツを見つけてみませんか?

「花嫁の手紙を読むことに憧れを持っていました」

「結婚式では両親に感謝を伝えたい」と、花嫁の手紙に憧れを抱いていた真央さん。ただ、式のテーマは“アットホームで笑顔あふれる雰囲気”。クライマックスがしっとりした空気になるのでは…と少し迷いもあったそうです。それでも、みんなの前で親に思いを伝えられる機会はもうないかもしれないと、「長くならないよう簡潔に気持ちを伝えよう」と決め、花嫁の手紙を読むことにしました。

■招待ゲスト数…60名(家族、親族、友人、職場関係)
■花嫁の手紙を書き始めた時期…式の約2週間前
■花嫁の手紙を書くのに要した時間…約4日間(下書き3日、清書1日)
■式で花嫁の手紙を読んだ時間…約3分

【GOODポイント&感動ポイント】

数々のウエディングで司会という枠にとらわれず、たくさんの花嫁さんの結婚式の演出や「花嫁の手紙」の相談にも乗っている優月さんにコメントを頂きました。(優月りなさんInstagram/@ mc_yuzuki_rina)

真っすぐな愛情と感謝がストレートに伝わってGOOD

全体が分かりやすい言葉でまとまっており、真っすぐな愛情と感謝が素直に伝わってきました。【A】では、新婦が「今、この瞬間」に感じた気持ちが書かれており、ゲストも来て良かったと心から感じたでしょう。
 
【B】【C】では、父と母へ違う形の「ありがとう」がしっかりと伝わってきます。感謝や尊敬が具体的に表現されていて素敵です。成長した今だから伝えられる感謝として思いが伝わってきました。結婚は親にとって嬉しさと寂しさとが入り混じるものですが、下線部の言葉を聞いて大きな安心につながったでしょう。
 
また、【D】を隣で聞いた新郎の嬉しさも目に浮かびます。彼女の夢を叶えられた誇らしさや、隣で喜ぶ新婦の姿は新郎の幸せにつながり、この言葉はきっとふたりの力になっていくと思います。
 
感謝を素直に言葉にできていて、会場を温かい空気に包む手紙だと感じました。(優月さん)

花嫁の手紙「読んでどうだった?」「受け取ってどうだった?」

この手紙を書いた真央さんと、手紙を受け取ったお父さまにお話を伺いました。

手紙を読んでどうだった?

花嫁
涙が込み上げ「幸せだなぁ」と感じました

読みながら改めて両親への感謝を手紙に込めた時、涙が込み上げてきて感動で泣いてしまいました。また、手紙を読んでいる最中の両親や参列してくださった方々の表情を見た時に「幸せだなぁ」と感じることができました。

苦労&工夫したポイントは?

花嫁
言葉の言い回しの工夫と文章が長くなり過ぎないよう意識しました

「アットホームな笑顔あふれる雰囲気」が式のテーマだったので、クライマックスシーンでしんみりした雰囲気にしたくないと思いました。簡潔に思いを伝えるため、文章が長くなり過ぎないよう意識して書き進めました。また、相手に思いを伝わりやすくするため、言葉の言い回しも工夫しました。

特に思いを込めた一文は?

花嫁
「この気持ちをいつまでも忘れず、ふたりで助け合っていこうと思います。」です

両親や友人たちは、私にとってかけがえのない存在です。花嫁の手紙では、そんな大切な人たちに感謝の気持ちを真っすぐ伝えたいと思っていました。みんなの愛情や支えがあったからこそ、今日この日を迎え、結婚式を挙げることができました。フラワーシャワーの際に友人たちの笑顔を見た時、花嫁の手紙を読みながら両親の顔を見た時、結婚式を挙げて本当に良かったと心から感じました。

後輩花嫁さんにアドバイスを

花嫁
自分の伝えたい思いを書いて

花嫁の手紙は、両親へ感謝を伝えられる大切な時間です。ぜひ、その思いを言葉にしてほしいと思います。文章の構成を考えるのは大変ですが、自分の伝えたい気持ちを素直にまとめるつもりで書いてみてくださいね。

お手紙を受け取ったお父さまより

新婦父
思い出が一気によみがえり、温かい気持ちになりました

娘からの手紙を聞いて、自然と涙があふれ、26年間の数えきれない思い出が一気によみがえりました。同時に、寂しさと嬉しさが入り混じった、なんとも言えない温かい気持ちになりました。娘が選んだたかゆきさんと、これから幸せな家庭を築いていってほしいと心から願っています。

From編集部

式当日だから伝えられる思いを、ぜひ伝えてくださいね

結婚式は「これまで」と「これから」をつなぐ節目の日。この日を迎えるまでに、親や支えてくれた人たちとの関係を振り返ることで、普段は照れくさくて言えない感謝も、この日は自然に言葉にしやすくなります。

「皆さんの笑顔をみて挙げて良かったと思っています」「もうすぐ終わるのが寂しい」など、“今この瞬間”に感じた気持ちを真っすぐに伝えることは、ゲストの心に響くでしょう。秘訣(ひけつ)は、心に浮かんだ思いをそのまま言葉にすること。飾らない言葉だからこそ、幸せや感謝がいっそう深く、温かく伝わりますよ。

監修
監修優月りなさん

優月りなさん

MC・司会者・ナレーター・ラジオDJ

ウエディング業界歴19年で東京を中心に全国出張可能な司会者。幅広いスタイルの結婚式で新郎新婦らしさにあふれた人前式や、パーティの演出も提案。ブライダルモデル育成の経験から新婦の立ち居振る舞い、音楽や手紙の相談など幅広く行っている。また、講師としても15人以上の司会者を輩出し、プロ司会者へオーダーメイドレッスンも行っている。

構成・文/RIE☆ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2026年4月時点のものです

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