準備も気持ちも楽ちん♪な結婚式スタイル【会費制・リゾート・フォト】って?
結婚式の準備が大変そうに感じられて、結婚式を挙げたい気持ちと、諦めようかと思う気持ちに心が揺れている人もいるのでは。でも準備が楽だったり、気持ちの負担が少なく進められる結婚式スタイルもあるんです。今の生活や気分にフィットする、楽な結婚式スタイルについて、会場探しのプロである、ブライダルアドバイザーさんに教えてもらいました。
結婚式の準備が大変そうに感じられて、結婚式を挙げたい気持ちと、諦めようかと思う気持ちに心が揺れている人もいるのでは。でも準備が楽だったり、気持ちの負担が少なく進められる結婚式スタイルもあるんです。今の生活や気分にフィットする、楽な結婚式スタイルについて、会場探しのプロである、ブライダルアドバイザーさんに教えてもらいました。
八木香保里さん
ゼクシィ相談カウンター
ブライダルアドバイザー
ブライダルアドバイザー歴11年。東海エリアにてカップルの会場探しを担当。「結婚式をするのは誰のためでどんな時間にしたいのか、おふたりの目的にぴったりとくる結婚式のかたちを一緒に見つけることを大切にしています」
結婚式を挙げたい気持ちがあるけれど、諦めそうになる理由としては、
・お金がかかる
・準備や手配の大変さ
・ゲスト選びの難しさやご祝儀負担への遠慮
などがあるようです。
それでも「結婚式」は、人生の節目となるイベントです。準備や気持ちの負担が少ない結婚式なら挙げてもいいかも…という人には、【会費制ウエディング】【リゾートウエディング】【フォトウエディング】がおすすめです。どんな特徴があるのか、なぜ楽なのか、メリットから注意すべき点までお伝えします。
会費制ウエディングは、二次会ほどカジュアルではなく、披露宴ほどフォーマルではない、1.5次会のようなパーティスタイルを望む方におすすめです。
「ご祝儀を頂くことに抵抗がある方や、披露宴ほどお金をかけたくない方、ふたりが主役としてスポットが当たりすぎるよりはフラットにゲストと関われるようなパーティをイメージしている方に選ばれています。『結婚式をみんなが集まれるきっかけにしたい』と言ったお声もよく聞きます」(八木さん)
また、家族・親族と、友人や同僚で、伝えたい感謝の内容が違う方もいるでしょう。「家族でリゾートウエディングを行った後、友人や同僚へのお披露目の場として会費制パーティーを挙げるのもおすすめですよ」(八木さん)
会費制ウエディングのメリットは、ゲストの金銭負担を軽減できるところ。今時の会費はいくらくらいなのでしょうか。
「会場がホテルや専門式場などの結婚式会場で、着席してコース料理をお出しするスタイルだと、会費は2万円から2万5000円ほど。二次会に近いような立食のビュッフェスタイルだと会費は1万円前後というところが相場のようです。ご祝儀として3万円、5万円包んでもらうよりは気軽に参加してもらえるので、おふたりも気持ちの上で楽なところはあるでしょう」(八木さん)
さらに新郎新婦にとっては、決まった金額を会費として頂くので、入ってくるお金の見通しがつきやすく、予算管理が楽なところもメリットといえます。
友人をたくさん呼びたかったので、会費制にし、ゲスト150人のパーティをしました。打ち合わせは、決めることも少なかったので、成約後2回だけと楽でした。(SFさん)
親族と友人どちらとの時間も大切にしたいと思い、家族でのリゾート挙式と、友人を招いた会費制の披露パーティをしました。 親族とは和気あいあい、友人とは楽しさを重視し、異なる雰囲気を味わえました。 会費制パーティではプランナーさんがとても協力的で、やりたいことをすべて盛り込めて大満足!(aykさん)
会費制は予算がたてやすくて楽でした。また、会費は振り込みにしたので、受付担当のゲストの負担を減らすこともできました。(レイラさん)
おおむね流れが決まっていた上、招待者数も30人台と多くなかったこともあり、想像していたよりも準備が楽でした。(あっこさん)
友人ゲストを呼ぶ心理的負担が少なめの会費制スタイルですが、実は落とし穴もあります。
「会費制ウエディングを結婚式会場で行う場合は、進め方や手配をプランナーさんに相談しながら進められますが、ブライダル担当者がいないダイニングバーやカフェ、レストランなどで行う場合、新郎新婦が衣裳や演出の手配を自身やお友達の力を借りて動かなければならなくなるので、準備が楽とはいえなくなることも」(八木さん)
また、「お色直しをしたい」「引出物も渡したい」などやりたいことが増えていくと、準備が大変になるだけでなく、結局、披露宴と同じくらいのお金がかかってしまうことに。会費制は頂けるお金が決まっている分、出費の増加分はそのまま新郎新婦の負担になってしまうので、ご注意を。
会費制ウエディングの会場は一般的な結婚式会場よりは数も少なく、やや探しにくいものの、「レストランやホテル、専門式場などで会費制ウエディングのプランを出す会場も徐々に増えてきていますよ」と八木さん。
会費制ウエディングの会場の探し方は、Webで「会費制」「1.5次会」などのキーワードを入れて検索したり、結婚式会場に、会費制プランがあるか問い合わせるのが確実。もちろんゼクシィ相談カウンターの利用もおすすめです。
なお、会費制だからといって、会場が直近で予約できるかというと、決してそうではないことに注意。一般の結婚式同様、1年くらい前から会場探しをした方が予約を取りやすいとのことです。
リゾートウエディングは「素敵なロケーションで写真を撮りたい」「親孝行をしたい」という方におすすめのスタイルです。
「一般的な結婚式が半日ほどのイベントとなるのに比べ、リゾートの場合、式前後の滞在もセットなので、より長く特別な時間を過ごせるのが特徴です。旅行を兼ねるので、家族など大切な人と一緒に旅行に行くという特別な機会をつくれるのが選ばれる大きな理由。また、ロケーションが素敵なので、非日常感を味わえ、スケールの大きな景色を堪能できますし、美しい写真を残したい方にもリゾートウエディングはおすすめです」(八木さん)
リゾートウエディングの準備はどんな点が楽なのでしょうか。まず、新婚旅行の準備と結婚式準備が一度にできるところは大きなメリットといえます。会場探しも、手配会社のサロンで相談しながら選ぶので楽だったという先輩花嫁の声が多く寄せられました。
「リゾートウエディングは手配会社のサポートが手厚く、打ち合わせ回数も3回ほどと少なめです。さらに、オンライン打ち合わせへの対応も充実しているので、衣裳決め以外は自宅で相談しながら進めることも可能です。忙しい方や面倒くさがりの方には助かる点だと思います」(八木さん)
会場はサロンで5カ所紹介してもらい、決めるのがとても楽でした。また、親族だけの結婚式だったので、食事や演出にはお金をかけ、花や小物類などにはお金をかけないなど、かけどころ、削りどころを決めやすかったです。(yuuさん)
沖縄でゲスト40名のリゾートウエディングをしました。引出物選びは、遠方から来てもらうゲストの荷物になってほしくないから、何点も用意せず1点だけにしたので、手配がしやすかったです。(ゆかりさん)
家族みんなで泊まれる施設が隣接している会場を選びました。会場が遠方で、打ち合わせはリモートで行われたため、家で打ち合わせをすることができて楽でした。(U.Yさん)
リゾートウエディングはふたりだけで結婚式をする場合は、休みも合わせやすく日程に自由が利きますが、結婚式にお招きしたい方がいる場合はその方のことも考えてエリア選びをする必要が出てきます。
「ゲストも必要な日数のお休みが取れるかどうか、高齢のご家族がいるなら、飛行機での移動時間は問題ないかといった気遣いが必要です。例えばハワイへの7時間半の移動は厳しいかもしれないけれど、2時間で行ける沖縄なら行けそう、とか、飛行機移動は難しいから陸路で行ける軽井沢の方がいいかも、など、ゲストの事情がエリア選びを大きく左右します」(八木さん)
また、リゾートでは梅雨や台風を避けた気候のいい時季の連休に、結婚式の予約も集中しますし、フライトのチケットやホテルも混雑しがち。リゾートウエディングを希望するなら、計画は早めに立て、できれば1年以上前から動くことをおすすめします。
リゾートウエディングの会場の探し方は、自力で希望エリアから会場を探して問い合わせや見学予約をする方法と、手配を専門にしている会社に相談してアドバイスを受けながら決める方法があります。
「リゾートウエディングを専門にプロデュースしている会社のブライダルサロンで候補会場を紹介してもらうのは近道の一つですね。また、軽井沢など行きやすいエリアが候補地の場合、現地のブライダルフェアや見学会に行って決める方も多いです。リゾートウエディングは旅行ありきの計画になるので、憧れていたホテルから決める方もいれば、行ってみたいエリアを決め打ちで探す方もいますよ」(八木さん)
挙式や披露宴はせず、婚礼衣裳を着て記念写真を撮影するだけのフォトウエディング。「結婚式のような盛大なイベントはしなくてもいいけれど、記念になるものを残したい」「ウエディングドレスだけは着ておきたい」という方におすすめのとてもシンプルなスタイルです。
「親に晴れ姿を見せたい方が、撮影の場にご家族を呼ぶケースもありますし、逆に人に見られる結婚式は恥ずかしいという方はおふたりだけで撮影されているようです。結婚式にお金をかけたくない方、準備に時間をかけたくない方にも人気があります」(八木さん)
メリットは圧倒的に実現までの時間が短いこと。衣裳さえ決まれば、最初の打ち合わせから、空きさえあれば1カ月以内で撮影が叶うこともあります。
なおデメリットとしては、結婚式会場のフォトプランを選んだ場合、実際に結婚式で使われる会場なので、直近でないと撮影に空けていただけないことも多く、撮影時期が3カ月~半年以内になったり、平日限定だったりと条件が付いてくる可能性があることです。また、フォトスタジオやフリーのフォトグラファーに依頼する場合も、シーズンによっては結婚式の前撮りの予約者との競争になるため、なかなか予約が取れないこともあります。
夫婦ふたりで写真を撮るだけなので、結婚式のようにゲストへの気遣いや当日の段取りなどもなく、特に気持ち的な負担がありませんでした。自分たちのやりたいことを楽しく実現できました。(Yさん)
撮影当日は、子どもも連れていったのですが、子どものオムツやミルク事情に合わせて撮影ができたので気持ちが楽でした。人に見られることがなかったから自分たちのペースで何枚も写真を撮ることができたのも良かったです。(aさん)
とにかく決める項目が少なくて楽でした。その分、衣裳選びに時間をかけることができましたし、フォトウエディングのドレス代が一律料金だったため、妥協せずに着たいドレスを選ぶことができました。(あーちゃんさん)
衣裳や写真のデータ数などを組み合わせたセット料金だったので、安心感がありました。料金も思っていたより安く済みました。(s.fさん)
「おふたりが撮りたいシチュエーションや衣裳点数に合わせられる依頼先を選ぶのが大切」と八木さん。挙式風の写真にしたいのか、自然の中でのロケーション撮影が希望か、スタジオでの撮影にするのか、といった希望を踏まえて、依頼先を探します。
依頼先は大きく分けると、写真撮影を専門にしているフォトスタジオや個人のフォトグラファーと、一般の結婚式を行っている結婚式会場があります。結婚式会場の場合、チャペルやガーデンなど、普段結婚式として使われている設備で撮影を行うので、式を挙げているのに近いシチュエーションの写真が撮れます。
フォトスタジオやフリーのフォトグラファーに依頼する場合は、WebやSNSを検索して、好みの雰囲気の写真を撮ってくれるところを探す人が多いようです。
その他の選択肢としては「挙式のみ」というスタイルがあります。きちんと誓いを立てて、「結婚した」という実感が欲しい方におすすめです。
「挙式を行うと、30分ほどのセレモニーの間におふたりの自然な姿を写真に残せたり、前後の時間で衣裳姿の撮影もできますから、けじめをつけたい方や、フォトウエディングで求められるような撮影用のポーズをとるのが苦手な方に向いているスタイルです」(八木さん)
「挙式のみ」や「フォトウエディング」の後、披露宴ほどかしこまらない「食事会」をされるご家族も。会場によっては、撮影した婚礼衣裳のまま家族と一緒の食事会ができるプランもあるそう。衣裳姿を少し長く楽しみ、結婚式らしい気持ちに浸れます。
もし結婚式を挙げようか迷っている場合は、どんな形でも挙げるのがおすすめ!準備や気持ちの点で楽ができる結婚式スタイルはいろいろあります。この記事からふたりが「やってもいいかも!」と思えるスタイルが見つかりますように。
構成・文/河内千春 イラスト/EccO D/mashroom design
※記事内のデータならびにコメントは2026年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー17人が回答したアンケートおよび、2年以内に会費制ウエディング、リゾートウエディング、フォトウエディングのいずれかを実施した女性100人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2026年3月時点のものです