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コラム・連載

結婚式のメリットや意味って?卒花に聞いた「挙げて良かったこと」

ふたりが結婚を決めても、「結婚式」を挙げるかどうかはまた別の話。結婚式をやる意味がわからないと思う人や、メリットを見いだせず、婚姻届を出すだけにしようかと迷っている人もいるのでは。今回は「結婚式を挙げるか迷ったことはあるが、最終的に結婚式を挙げた」という卒花たちに、結婚式にどのようなメリットや意味を感じたかを聞きました。リアルな本音が、ふたりの選択の参考になりますように。

目次

1.結婚式を挙げる意味って?

  • 結婚式を挙げる意味って?

    アンケートで卒花が感じた「結婚式を挙げる意味」より、多かった意見4つをご紹介

結婚式は本来、ふたりが神前やゲストの前などで愛を誓い、夫婦になることを認めてもらう儀式です。人生の節目となる大切なイベントであり、お招きした方々に向けて、これまで支えてくださったことへの感謝を伝える場でもあります。

結婚式はお金もかかるし、準備も面倒、と考える向きもあります。婚姻届を提出すれば「結婚」はできるのですから、わざわざ結婚式をしなくても、と思うのも一理あります。しかし、神聖な場で夫婦としての誓いを厳かに行うことや、縁ある方々を一堂にお招きして、夫婦としてのお披露目をするのは「結婚式」でなければできないことです。

また、家族への感謝の言葉は、普段はなかなか言えません。結婚式という、新たな家庭を持って巣立つ機会だからこそ、新郎新婦の感謝の言葉も、親のはなむけの言葉も、それぞれの重みがにじみ出るのです。ゲストにとっても、ふたりの幸せな門出に立ち会って、祝福を贈ることは、晴れがましいもの。古今東西、結婚式はおめでたい、喜びの儀式でした。結婚式には変わらない価値がある、ぜひそのことを知っておいてください。

2.結婚式を挙げるメリット

  • 結婚式のメリット

    婚礼衣裳を着た、ふたりの姿を親に見てもらえることも、ゲストに囲まれ、祝福してもらえるのも結婚式を挙げる大きなメリット

結婚式を挙げるメリットを、当初結婚式を挙げることを迷っていた卒花たちに聞きました。多かったのは、「ふたりの絆が深まる」「親や家族の喜ぶ顔が見られる」という声でした。家族の感動する顔を見て、親孝行できたことが良かった、と感じた人は多いようです。

また、多くの卒花が、大好きな人たちに囲まれ、幸せを実感できるお祝い事は、人生において結婚式だけ、という点を挙げていました。なかなか会わせる機会がない、互いの親族や友人を紹介するのに、結婚式は他にない機会という鋭い指摘を挙げてくれた卒花も。結婚式はあらためて、人と人とのつながりを確認する貴重な機会といえます。

挙げてわかった結婚式のメリットは?

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親の喜ぶ顔が見られる

何より両親や家族の喜ぶ顔が見られることです。自分がどんなに素敵な友人、家族、仕事仲間に恵まれているかあらためて感じられました。お金はかかるけれど挙げられる額だし、本当に結婚式をして良かったです。 (おこめさん)

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挙式での誓いは一生の思い出に

夫婦の一生の思い出ができることです!誓いのキスやゲストからの祝福の拍手は一生忘れないと思います。 挙式のDVDの誓いの言葉のシーンを見ると、普段モヤモヤすることがあっても「夫婦として頑張ろうと誓ったしな 」と自分をいさめられる気がします。(麻友さん)

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大好きな人たちが集まってくれる

生きている間に、自分の大好きな人たちがみんな一度に集まってくれるのは結婚式だけなので、そんな空間で祝ってもらえるのは、やはり何物にも代え難い幸せだったなと思います!  (Tsubasaさん)

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互いの親戚や友達と交流できる

結婚式でしか会わないお互いの親戚や友達との交流を深められたので、今後のお互いの友達付き合いなどを把握しやすくなったことは、メリットの一つだと思いました。(てるちゃんさん)

3.結婚式を挙げるデメリットと解消方法

結婚式を挙げるデメリットは何でしょうか。結婚式を迷った理由を卒花たちに聞いてみました。その代表的な意見をご紹介します。

  • お金がかかる。特に大金を工面することに不安がある
  • ゲストにお金と時間を使わせるのが申し訳ない
  • 誰を招待するか、ゲスト選びが面倒
  • 準備が大変。手間がかかる
  • 結婚式そのものや衣裳を着ることに恥ずかしさや抵抗がある

多くの人が気にしていたのが、金銭的な負担の大きさと、ゲストへの遠慮や配慮です。さらに、一般的な結婚式のスタイルが自分たちの価値観と合わないと感じている人も。でも、費用の節約は多くの新郎新婦がしていますし、結婚式のスタイルも今は選択肢がとても多く、ゲスト選びや準備の手間が比較的少ない方法もとることも可能です。例えば、少人数婚やカジュアルな会費制パーティ、旅行を兼ねたリゾートウエディングなども視野に入れて、ふたりに合うスタイルを探してみてはいかがでしょうか。

4.結婚式を挙げるか迷った時の選択肢

  • 迷ったときの選択肢

    結婚式の選択肢をご紹介。ふたりの憧れや価値観に合う結婚式スタイルを探してみて

結婚式をするか迷った時は、挙げると仮定して、どんなゲストに囲まれたいかを、考えてみるのも一つです。家族・親族はもちろん、友人や職場の同僚など、自分の人生において大切な人たちに囲まれてお祝いしてもらう結婚式のイメージが、ふたりのどちらかにあるなら、やはり多くのゲストをお招きするオーソドックスな規模の結婚式を選んだ方が、先々後悔が少ないといえます。

ゲストとの距離感が近い結婚式をしたいイメージがあれば、親しい人だけをお招きする少人数婚が合っているかも。費用総額も比較的少なく済みますし、歓談時間を優先して演出を減らせば節約にもつながります。予算に心配がなければ、少人数でお料理をランクアップして、上質な食事会風の結婚式にするのも素敵。

ごく少人数の結婚式の選択肢としては、リゾートウエディングもおすすめです。新婚旅行も兼ねられますから、費用も準備も一度で済むのがメリット。家族との思い出づくりや、両家の親睦にもつながります。

挙式のみの結婚式という選択肢もあります。披露宴がないので準備がラク、誓いの儀式を行えて婚礼衣裳の写真も残すことができます。また、フォトウエディングという選択肢もあります。婚礼衣裳で写真を撮るだけでも結婚の記念になります。

迷ったけれど結婚式をした卒花の選択肢

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大勢の友達に囲まれた結婚式

友達にたくさん囲まれたかったので80名規模で実施しました 夫は友達が少ないことを気にしていましたが、共通の友達がいたので夫側に寄せて、私側だけで60名近く呼びました。 (りーちゃんさん)

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少人数のアットホームな結婚式

自分が主役になることの恥ずかしさ、費用の心配があったのですが、少人数ならそこまで費用の負担は大きくならず、アットホームな式にすることができました。 (ゆいさん)

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教会で挙式、レストランで披露宴

私たちを含めて20名。大切な人たちだけで過ごしたかったので、教会でプロテスタントの挙式をした後に、披露宴はレストランで行いました。 (美穂さん)

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家族と旅行を兼ねたハワイ挙式

私たちは小・中学校の同級生だったので、共通の友人も多く、どこまで呼ぼう?呼ぶ呼ばないの問題は困るな、と思っていましたが、ふたりで結婚式の軸を考えた時に「家族との思い出づくり」となり、家族だけで旅行も兼ねたハワイでの結婚式にしました。(美咲さん)

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親とフォトウエディング&友達だけのパーティ

親族に自分のドレス姿や友達と盛り上がっているところを見られるのが恥ずかしい思いがあった一方、ドレス姿は両親に見せておきたいという気持ちがありました。そこでウエディングパーティは友達だけを招待する堅苦しくないスタイルにし、親とはフォトウエディングを行いました。(rnさん)

5.結婚式、やっぱりやって良かった!先輩花嫁の感想をご紹介

Case1.新婚旅行にお金をかけた方が有意義と思っていた

  • KarenさんのSTORY

●Karenさん

もともと結婚式に憧れがなく、新婚旅行など思い出になることにお金を使った方が有意義かな、と思っていたKarenさん。転機になったのは祖母の「自分のために親しい人が集まってくれるのは結婚式と葬式の2回だけ」という言葉でした。祖父・祖母に晴れ姿を見せる機会が減ってきていることや、両家家族の顔合わせの機会になること、さらに「結婚式は祖父母・両親・親族への恩返しになるかな」との思いも抱いたKarenさんは、結婚式を行うことにしました。

そして「人生の節目をそばで見守っていてほしい人だけを呼ぶ」を合言葉に41名のゲストを招待したレストランウエディングが実現。大切な家族には、挙式前のファミリーミートでゆっくり感謝を伝えることができました。

また「たくさん話せて、たくさん撮れる」結婚式を目指し、挙式後のアペリティフパーティでは夫婦でゲストを巡って会話を楽しみ、お色直し後のテーブルラウンドでは新郎は新郎側のゲスト卓、新婦は新婦側のゲスト卓へ10分ほど座っておしゃべりしながら回るテーブルラウンドを行いました。お互いが呼んだゲストとゆっくり話す時間ができ、「一番笑っている写真が多かったのもこの時間で、リラックスして過ごせたのも良かったなと思います」。

結婚式、やってみてどうだった?

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感謝を伝える場として最適

結婚式をやって良かったと心から思います。「不要なもの」「贅沢なこと」と捉えていましたが、知れば知るほどいろいろな形の結婚式があり、感謝を伝える場としてこんなにも最適なものはないと思います。(Karenさん)

Karenさんの結婚式DATA

会場タイプ:レストラン
ゲスト数:41名
かかった費用:約360万円

Case2.再婚で結婚式をしてもいいか迷っていた

  • さくらさんのSTORY

●さくらさん

さくらさん夫妻は、お互いが再婚。そしてどちらも1回目の結婚では式を挙げなかったのだそう。実は、子どもの頃から結婚式に憧れがあったさくらさんですが、再婚同士だし、自分が結婚式をしたいと言ったら彼やゲストの迷惑にならないかと考えてしまい、なかなか本当の気持ちを口に出せませんでした。でも言わないと後悔すると決断し、彼に結婚式への思いを伝えたところ、彼も結婚式をしたかったことがわかったのです。さらに、友人に「再婚同士だから結婚式をしたいけれど悩んでいる」と打ち明けたところ「喜んで出席したい」と言ってもらえたのが後押しになりました。
 
ふたりは友人や先輩、親や親族、職場の人など本当に仲が良い人をお招きするアットホームな結婚式を企画。彼のルーツであるブラジルの文化も取り入れて、おもてなしは奮発し、フルコースにビュッフェも追加。ゲストを退屈させないように、ウェイティングルームでふたりが撮影したバンド演奏を見られるようにしたり、国際結婚のふたりらしく、ファーストダンスを取り入れたり楽器の演奏など余興も全て自分たちで披露して、場を盛り上げました。

結婚式に誘った友人や先輩が「声をかけてくれてありがとう」と喜んでくれたのが嬉しかったというさくらさん。ずっと憧れだった結婚式を、周囲の温かなまなざしに包まれながら叶えることができました。

結婚式、やってみてどうだった?

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みんなの前で愛を誓えて良かった

結婚式で、みんなの前で愛を誓うことには意味があると思います。みんなに祝福してもらえて、結婚した実感も持てましたし、前の離婚を心配してくれていた家族や友人も喜んでくれたので、結婚式をして良かったと思いました。(さくらさん)

さくらさんの結婚式DATA

会場タイプ:ゲストハウス
ゲスト人数:46名
かかった費用:約300万円

Case3.彼と結婚式への希望が異なっていた

  • sakiさんのSTORY

●sakiさん

もともと友人や職場の人を呼ぶ結婚式をイメージしていたsakiさん。しかし、当時はコロナウイルスの流行で大人数の結婚式はためらわれ、さらに彼が職場の上下関係を気にしてゲスト選びが難航しそうなことから結婚式に乗り気でなく、加えて互いが挙げる候補会場についてもふたりの意見が分かれてしまいました。
 
そこで、第三者の意見を聞いた方がよいと考えたsakiさんは、ふたりでゼクシィ相談カウンターへ。お互いの希望を基に提案されたのが沖縄でのリゾートウエディングでした。「私自身、あまり盛大な結婚式をするのは恥ずかしい気持ちがあったのと、リゾートなら誰を招待するか迷わず企画できそうだったので、この案なら、と思いました」。お招きするのは家族と親族だけ。沖縄は初めてという親族も多く、旅行を楽しみにしてもらえそうなのも決め手になりました。
 
いよいよ沖縄での結婚式。「普段はドライな母が、挙式をすごく楽しみにしてくれていたようで、留袖の帯を新調したり、沖縄のガイドブックを買ったりして、そんな姿がすごく嬉しいな、と思っていました」とsakiさん。親族だけのアットホームな雰囲気の中、母とのベールダウン、両家の親に向けてのサンクスムービー上映など、感謝の気持ちを表現できる機会があって、結婚式をして良かったと思えたそう。沖縄で過ごした時間は両家の何よりの思い出になりました。

結婚式、やってみてどうだった?

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人生の節目のイベントになりました

プロポーズも特になく、婚姻届も祝日に提出したため、節目となるようなイベントが特にありませんでしたが、親族と共に挙式できて実感が湧きました。また、沖縄ならではのロケーション撮影ができました。(sakiさん)

sakiさんの結婚式DATA

会場タイプ:リゾート
ゲスト人数:11名
かかった費用:約180万円(交通・宿泊費用含まず)

From編集部

人生に「結婚式」という記念日を

結婚式を挙げることのハードルは数え上げたら切りがありません。ですが、この先も一緒に生きていきたい人と出会えて、結婚を決めたなら、ぜひ結婚式を挙げることをふたりで考えてみてください。この先、「結婚式の一日」という思い出があることは、きっとふたりを支えてくれることでしょう。結婚式が、幸せな記念日がたくさんできる人生のスタートになりますように!

取材・文/河内千春 イラスト/寺澤ゆりえ D/ロンディーネ 
※記事内のコメントは2025年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー74人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2025年6月時点のものです

  • 挙式1年前
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  • 挙式・披露宴予定なし
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