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結婚式スタイル

「結婚式したくない」派カップルが見つけた、“挙げてよかった”結婚式って?

準備の大変さや費用面から、結婚式に前向きになれない人も多いかもしれません。今回は、「やらなくてもいいかも」「したくないな…」と悩んでいた先輩カップルが、“挙げてよかった”と実感した結婚式をご紹介。迷ったからこそたどり着いた形はどのようなものだったのでしょうか。

目次

結婚式を挙げたくない男性・女性、その理由は?

  • 結婚式を挙げたくないなと考えている男性と女性

過去2年以内に結婚式を挙げたけれど、当初は挙げることを“迷っていた・したくないと思っていた”男女220名にアンケートを取ったところ、理由で多かったのは、「費用がかかりそう」「準備が大変そう」といった現実的な不安。ほかにも「人前に立つのが恥ずかしい」「主役になることに違和感がある」といった「目立ちたくない」気持ちも多く見られました。男性は段取りや費用など実務面、女性は形式張った雰囲気や、演出が苦手などイメージ面の負担を気にする傾向があるようです(複数回答)。

[理由1]費用がかかり過ぎる

結婚式は何かとお金がかかるイメージがあり、「本当にそこまで必要?」と感じる人も。新生活や将来のためにお金を使いたいと考え、優先順位に悩むケースも多いようです。

結婚式に後ろ向きでした

男性

結婚式は会場費や衣裳、料理など一つ一つの費用が大きく、総額が高額になりがち。将来の生活資金とのバランスを考えると優先度が下がり、出費への不安や抵抗を感じていた。(スパシュさん)

[理由2]準備が大変そう

打ち合わせや手配、決めることの多さなどから「準備が大変そう」と感じる人も。仕事やプライベートと両立できるか不安に思って結婚式を挙げるか迷う人もいました。

結婚式に後ろ向きでした

女性

結婚式会場がたくさんあり過ぎて何を決め手にして選べばいいかも分からなかった。そもそも結婚式で何をやるかを理解していないため、どれほどやることが多いか考えるのも嫌だった。(チャンピ―さん)

[理由3]人前に出るのが恥ずかしい

多くのゲストの前で注目されることに抵抗を感じる人も。「見られるのが恥ずかしい」「緊張してしまいそう」といった理由で、結婚式をためらうケースも見られました。

結婚式に後ろ向きでした

女性

元々目立つのが好きではなく、多くの人の注目の的になるのが嫌だったから。(S.Mさん)

[理由4]自分が主役になることに違和感がある

いわゆる“形式張った結婚式”や、いかにも主役らしい演出に違和感を覚える人も。注目され続けることに違和感や居心地の悪さを感じるようです。

結婚式に後ろ向きでした

女性

自分のために集まってもらって、参列してよかったと思ってもらえるか自信がなかった。“自己満”なのかもという葛藤もあった。(嵐さん)

[理由5]ゲストに負担をかけたくない

ご祝儀や移動、時間の調整など、ゲストに負担をかけてしまうのではと気遣う声も。「来てもらうこと自体が申し訳ない」と感じている人もいました。

結婚式に後ろ向きでした

男性

ゲストに遠方から来てもらったり、受付や余興などで負担をかけたくなかった。(ケイさん)

結婚式を挙げたくないと感じる理由は人それぞれ。とはいえ、悩みながらもふたりらしい形を見つけ、「やってよかった」と感じているカップルも少なくありません。ここから、挙げるか迷ったからこそ納得のいく選択ができた6組の実例をご紹介します。

【CASE1】
ありきたりな式は嫌だな…

脱ありきたりの女子会風ウエディング

  • CASE1実例

●紀子さん’s WEDDING

これまで何度も結婚式に参列してきた中で、場所や演出に新鮮味を感じられず、「今さらやるのもな」と感じていた新婦。でも、「女友達だけの会なら気を使わず楽しめそう」と発想を転換。「いろんな友達を一度に集めたら面白そう。せっかくなら見たことのない形で」と、女子会風ウエディングを選びました。

会場は行き慣れたカフェをセレクト。ゲストは新婦の友人約30名を招待し費用は会費制にしました。遠方からの参加者や仕事の都合にも配慮し、15時から22時まで出入り自由のロングスタイルを採用。

ドレスコードや特別な演出は設けず、ラフに飲んでおしゃべりを楽しむスタイルにしました。当日は多くのゲストが長時間滞在。初対面同士でも自然と打ち解け、会場全体が女子会の延長のような一体感が生まれました。自由な空間の中で、新郎新婦を含め、全員がリラックスして純粋に楽しい時間を共有できた一日になりました。

花嫁VOICE

花嫁
自分のスタイルで大切な人たちと過ごす方法を考えてみては

結婚式は義務ではないので、やりたくないことは無理してやらなくていいし、やりたいことだけやるでいいと思います。それぞれ自分のスタイルで、これからもずっと一緒にいたい大切な人たちと過ごせる方法を考えてみては。私は女子会風ウエディングにしたので、初対面同士も打ち解けて、その後一緒に旅行やお泊まり会を楽しめてます。当日はひたすら楽しかったし、本当にやってよかった!(紀子さん)

挙式日:6月7日
ゲスト人数:約30人(新婦友人)
会場タイプ:カフェ

【CASE2】
子どもがいるから時間や費用が不安…

周囲のサポートに支えられたウエディング

  • CASE2実例

●圭子さん’s WEDDING

仕事・育児・家事をこなしながらの準備に不安を感じ、「今は式をしなくてもいいかな」と迷っていた新婦。費用を子どもの将来に充てたいという思いもありました。そんな中、新郎に相談すると「やりたい気持ちがあるならやろう」と背中を押され式を挙げることを決意。さらに親が子どもの面倒を見てくれる時間をつくってくれたことで、前撮りやペーパーアイテムなどの準備を少しずつ進めることができました。準備は自分たちで抱え込まず、外注することも取り入れ無理なく進めました。

当日は親族や友人、職場関係など約70名を招待。王道のホテル婚らしい雰囲気にとテーブル装飾や装花はシンプルながらも洗練された空間になるよう意識しました。周囲のサポートに支えられながら迎えた当日は、家族の温かさを改めて実感する一日に。ひとりで抱え込まず上手に周囲に頼ることで、“今の自分たちらしい結婚式”を形にしました。

花嫁VOICE

花嫁
すべて抱え込み過ぎず、周囲や外部サービスなどの力を借りてみて

私自身、結婚式をするか本当に迷っていました。子どもがいるので費用の使い方にも悩み、フォトウエディングも考えましたが、彼の「やりたい気持ちがあるのならやろう」という言葉に背中を押され決意しました。準備は大変でしたが、周囲の支えを借りて乗り越え、3人で迎えた当日は「世界一幸せだ」と心から思える特別な時間に。大切な人へ感謝を伝えられる、かけがえのない一日になりました。(圭子さん)

挙式日:2月7日
ゲスト人数:約70人(家族、親族、友人、職場関係)
会場タイプ:ホテル

【CASE3】
新郎が結婚式をやりたくない…

親しい人だけを招く少人数ウエディング

  • CASE3実例

●Mayuさん’s WEDDING

結婚式は絶対にしたいと思っていた新婦と、「人前に出たくない」と消極的だった新郎。時間をかけて話し合い、上司は招待しない、新郎側は親族のみ、費用は新婦主体で負担するなど話し合いを重ねました。さらに新居は新郎の希望を優先するなど、結婚式以外でもバランスを取りながら歩み寄ったふたりが選んだのは親族と友人だけの少人数ウエディング。
 
一棟貸し切りの会場で、外部の視線を気にせず過ごせる空間を選びました。式では演出を最小限にし、ランクアップした料理と歓談を中心にゲストとの時間を大切にすることに。「水合わせの儀」にちなんだプチギフトのミニオリーブオイルを配りながらのテーブルラウンドでは、ゲストとの記念撮影を楽しみ、ゲスト同士の自然な交流も生まれました。式を挙げることに消極的だった新郎も当日は感極まった様子で、「きれいだったよ」と新婦へひと言。式という時間と空間の中で、大切な人たちが集うかけがえのない思い出となる一日になりました。

花嫁VOICE

花嫁
自分たちらしい結婚式の在り方を考えてみて

20代で出席した結婚式はにぎやかなものが多く、盛り上がる演出を入れるべきか悩みましたが、無理をせず自分たちらしく受け入れられる内容に絞って歓談中心の式に。結果、30代だからこそできる結婚式をつくることができたと思います。「式が苦手」という方もいると思いますが、大切な人と食事を楽しむだけでも特別な一日になります。人生でもそういう機会はなかなかないので、ぜひ前向きに考えてみてはいかがでしょうか。(Mayuさん)

挙式日:10月15日
ゲスト人数:39人(家族、親族、新婦友人)
会場タイプ:教会

【CASE4】
金銭面やゲスト負担が不安…

家族の思いを受け取るアットホームな
ウエディング

  • CASE4実例

●愛さん’s WEDDING

結婚式を迷っていた理由は、費用面への不安でした。貯蓄が減ることにちゅうちょがあり、「そこまでして挙げるべきか」と悩んでいたそう。さらに、移動や宿泊などゲストに負担をかけてまで挙げることにも迷いがありました。そんな中、家族に「式は挙げないかもしれない」と伝えたところ、「負担は気にしなくていいから、結婚式を見たい」と背中を押され、「それなら、素晴らしい式を挙げよう」と決心。両家からの費用援助もあり、周囲の気持ちに耳を傾けたことで結婚式への向き合い方が変わりました。

選んだのは、大切な人と過ごすアットホームなウエディング。特にこだわったのは、再入場時のガーデンから巨大バルーンで登場のシーン。花火も設置しにぎやかな雰囲気を演出し、ゲストからも大好評でした。式中はふたりが積極的に動き回り、ゲストとの距離の近さを大切にしたことで、自然とみんなの笑顔が広がる一日になりました。

花嫁VOICE

花嫁
ひとりで抱え込まず、周囲の声に耳を傾けてみて

費用面は決して安価とはいえず、悩ましく感じる部分もあるかと思いますが、何も相談なしに自己解決せず、家族などに一度は自分の考えを話してみることがよいと思います。意外と自分が思っていたこととは別の答えが返ってきたり、解決策をもらえたりするかもしれません。私は周囲の声で式を挙げる気持ちになれました。ぜひ、ふたりが心から幸せだと思える方法を選択してほしいです。(愛さん)

挙式日:5月31日
ゲスト人数:50人(家族、親族、友人、職場関係)
会場タイプ:専門式場

【CASE5】
よく思い描かれる式ができない不安…

型にとらわれないふたりらしいウエディング

  • CASE5実例

●佑香さん’s WEDDING

「よく思い描かれるイメージの式が自分にはできないかもしれない」と感じていた新婦。父とバージンロードを歩くという形式が叶わないこと、さらに当時体調を崩していた母に負担をかけてしまうのではないかという不安がありました。そんな中、新婦母の「大切な娘の式に出席したい」「一緒にバージンロードを歩きたい」という気持ちを聞いたこと、さらにブライダルフェアで出会ったプランナーの「形式にとらわれず自由につくれる」という言葉に背中を押され、「これなら私たちにもできるかもしれない」と前向きに。

式は、ゲストに気負わず楽しんでもらいたいと歓談中心の同窓会のようなスタイルにしました。新婦母も当日に向け体調を整え、バージンロードの練習も重ねてくれました。当日、嬉しさと安心があふれるように涙を浮かべる新婦母の姿を見て、心から「挙げてよかった」と実感する一日になりました。

花嫁VOICE

花嫁
一歩踏み出すと新しい選択肢が見えてくるかもしれませんよ

式のあり方について悩んでいた私も、自由にふたりらしい式がつくれると知り一歩踏み出せました。大切な人へ直接感謝を伝えられたことはかけがえのない思い出です。まずは一度プロに話を聞いてみるなど、小さな一歩を踏み出してみることで、新しい選択肢が見えてくるかもしれないと感じました。母と重ねたバージンロードの練習時間も宝物です。結婚式は、これからの人生への大きな励みになりました。(佑香さん)

挙式日:1月12日
ゲスト人数:52人(家族、親族、友人、職場関係)
会場タイプ:専門式場

【CASE6】
費用・準備・ゲスト対応が不安…

無理のない形を選んだシンプルウエディング

  • CASE6実例

●紗矢栞さん’s WEDDING

大人数の招待や相手側ゲストへの気遣い、自分に準備が偏ることへの不安もあり、「結婚式はしなくてもいいかな」と積極的に式をしたいとは思えなかった新婦。そこで選んだのは、無理のない形に分けるスタイル。憧れていた海外ハネムーンを兼ねてハワイでふたりだけの挙式を行い、両家顔合わせをしていなかったことから、披露宴は親族のみの顔合わせとして実施しました。

披露宴では場に程よい彩りを添える演出として「たいの塩釜開き」を取り入れつつ、全体的には過度な演出を控え、会話を中心にゆったりと過ごせる時間を大切にしました。新郎母からは、挙式の際にレイ、披露宴ではバルーンの嬉しいサプライズがありました。式はふたりのために、披露宴は家族のためにと役割を分けたことで、どちらも納得のいく形に。「無理に一つにまとめなくていい」と実感できたことが、満足度の高い一日につながりました。

花嫁VOICE

花嫁
多様な結婚式の形から、ふたりの希望に合うものを見つけて

私も結婚式を挙げるか迷いましたが、結婚生活でつらいことがあっても結婚式のことを思い出して頑張れるようにするためにも、挙げたい気持ちが少しでもあるなら、やることをおすすめします。私は自分の希望と家族の希望を叶えることができて満足しています。披露宴は親族のためにやりましたが、みんな喜んでくれたのでやってよかったです。結婚式の形も多様なので、皆さんもいいとこ取りの式が見つかることを願っています。(紗矢栞さん)

挙式日:5月14日
ゲスト人数:9人(家族、親族)
会場タイプ:海外(挙式)、専門式場(披露宴)

「したくない」を解決してくれる、その他の結婚式スタイル

さまざまな理由や状況から「今は結婚式をしたくない」と考えるプレ花嫁さんもいると思います。そんな思いを解決する結婚式スタイルを提案します。

フォトウエディング

「大がかりな式は面倒」「注目されるのが苦手」だけど写真だけは記念に残したいという人にぴったり。挙式や披露宴はやらず、写真だけ残すスタイルです。準備も少なくて済むし、人前に立つこともなく、ふたりらしく気負わずに“結婚の形”を残せます。

結婚数年後のパパママウエディング

「今は忙しくて余裕がない」「気持ちが乗らない」けど、いつかは形にしたい人にぴったり。婚姻届提出後や子どもが生まれてから行うスタイルで、落ち着いたタイミングで準備できます。家族みんなで節目を迎えられます。

家族だけの“超少人数セレモニー”ウエディング

「大人数は気が重い」「準備に時間をかけたくない」けど、家族に感謝を伝えたい人にぴったり。親やきょうだいだけで行うシンプルな式で、演出も最低限に。気を張らずにリラックスして過ごせます。

超少人数で結婚式を挙げたい!

イベント系屋外ウエディング

いかにも結婚式」という雰囲気が少し苦手で堅苦しい雰囲気を避けたい人にぴったり。ガーデンや海辺でバーベキューやピクニックのように楽しむスタイル。新郎新婦もゲストも自然体で、特別な一日を過ごせます。

From編集部

ふたりにとって後悔しない形を見つけてみませんか?

結婚式を挙げることを悩んだ先輩カップルたちも、向き合った末に“自分たちらしい形”を見つけていました。どんな形でもOK。少しでもやりたい気持ちがあるなら、その思いを大切にしてみてください。ふたりにとって後悔しない形がきっと見つかるはずです。

構成・文/RIE☆ イラスト/pai D/mashroom design
※記事内のデータおよびコメントは2026年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー48人が回答したアンケートならびに、過去2年以内に結婚式を挙げた男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2026年6月時点のものです

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