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コラム・連載

トランスジェンダー妻&夫のふたりの幸せのカタチ~『1/LOVERS』

結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。

ふたりの決めた幸せは、全部、いい。

みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は、トランスジェンダーの妻とストレートの夫の30年を振り返ります。

全てをオープンにして見つけた核心
誰かが決めた普通にならなくていい

  • トランスジェンダー夫婦の写真

30年前──。それまで女性と付き合ってきた学さんは、クラブでパフォーマンスを披露する大奈さんに惹かれ声をかけた。「きれいで、いい香りがして、中性的で。今まで出会ったことのない違うものを感じて」と学さん。その日のうちに大奈さんも学さんに惹かれ始めていたが、翌日に約束していた電話は一向にかかってこず。

しびれを切らした大奈さんが「僕たちどういう関係になっていくの?」と電話すると、学さんはしどろもどろ。初めての男性との付き合いにちゅうちょしていた。そこで大奈さんが映画に誘い出して再会。

すると、やっぱり学さんは大奈さんに夢中!毎日、仕事終わりの大奈さんを待って朝までただただおしゃべり、とにかく大奈さんを知りたかった。その後は学さんから同居の提案をして男性同士としての付き合いが始まった。

  • トランスジェンダーの夫婦の写真

それから10年。学さんはモデルから会社員に、大奈さんはアーティストの専属ダンサーとして全国ツアーへ。周囲が結婚をし始めると、学さんの中に「結婚して子どもが欲しい」の思いが湧き上がり、別れ話になった日もあった。

どうしたらずっと一緒にいられるのか、大奈さんは策を求めたネットで、初めて性同一性障害(性別不合)という言葉を知り、幼い頃からの違和感とつながった。

「心は女性だったんだ」と性別変更の道へ。手術をして戸籍を男性から女性に、そして正式に結婚!なのに。女性として生き始めると、うそをついている気分になることが…。

その後、動画配信でこれまでの人生をオープンにすると、核心をつかむことができた。「“普通”に憧れて、カタチを変えたけれど“普通”になれなかった。でも包み隠さず全てを話したら、周囲もすんなり理解してくれた。“誰かが決めた普通”にならなくても幸せだと気付いたんです」と大奈さん。傍らの学さんも、トランスジェンダーの妻との暮らしを職場にも話し「毎日が純粋に幸せです」。

Photo Episode

  • 夫婦の思い出写真

    出会った頃の写真。ギュッと手をつないで幸せいっぱいのショット。
    「過去の自分も今は大切に思える」と大奈さん

  • ハワイウエディングの写真

    戸籍を男性から女性に変えて、ハワイでふたりきりの結婚式。
    「しっかり働くぞ!と背筋が伸びた」(学さん)

  • 和装の撮影写真

    ハワイでふたりきりのウエディングを挙げてから20年を迎え、
    桜の時期に和装で記念のウエディングフォト撮影を

LGBTQ+カップルに向けて情報を掲載中!
トランスジェンダー夫婦の写真

左:高橋大奈さん(52歳)
右:学さん(55歳)

ふたりと2匹のほのぼの暮らし。里親の認定を受けており、夢は家庭養育を必要とする子どもを迎え入れて子育てをすること。

構成・文/千谷文子 撮影/久保田 敦 D/mashroom design
※Photo Episodeの写真はおふたりからの提供
※掲載されている情報は2026年1月時点のものです

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