ブライダルフェアっていつから参加するべき?おすすめの時期とは
ふたりの間で結婚への気持ちがかたまったら、気になるのが結婚式の準備の始め時。会場見学の機会であるブライダルフェアにはいずれ行ってみたいけれど、まだ早すぎると思っていたり、どのタイミングで行くのがいいのかわからない方もいるのでは。この記事では、ブライダルフェアの参加タイミングについて、卒花の声も交えながらお伝えします。
ふたりの間で結婚への気持ちがかたまったら、気になるのが結婚式の準備の始め時。会場見学の機会であるブライダルフェアにはいずれ行ってみたいけれど、まだ早すぎると思っていたり、どのタイミングで行くのがいいのかわからない方もいるのでは。この記事では、ブライダルフェアの参加タイミングについて、卒花の声も交えながらお伝えします。
ブライダルフェアの参加タイミングは、基本的に自由!結婚予定のあるふたりなら、いつ参加してもOKで、遅すぎることはあっても、早すぎることはありません。「両家への親あいさつを済ませてからの方がいいかな?」とか「結納や両家顔合わせをして、正式に婚約が調ってから会場を探したい」という考え方もあり、そういった筋の通し方ももちろんいいのですが、ブライダルフェアはあくまで会場の見学会と考えて、気負わずに足を運ぶことをおすすめします。
ただし、冷やかし気分での参加はNGです。いずれ、どこかの会場で結婚式を挙げるつもりがあることを前提に参加しましょう。
「結婚はする予定だけれど、結婚式を挙げるかどうかは迷っている」という方もいるかもしれませんね。迷いの中に、結婚式を挙げたい気持ちが少しでもあるなら、ブライダルフェアにぜひ行ってみて。真剣に迷っているなら、冷やかしにはなりません。疑問や心配な点があれば会場に相談することで、ふたりにとって式の実施を具体的に検討するいい機会になるはずです。
人気の会場だったようで、1年前頃でも予約がいっぱいというプレ花さんのレポをよく見かけました。希望時期の1年3カ月前に見学に行ったところ、土曜日の大安希望でしたが、希望通りの日取りで挙式を行う事ができました! (えなさん)
結婚式希望時期の8カ月前にブライダルフェアに行って希望の日程で予約ができました。ただ、結婚式をしたい日にちは大体みんな似ているので、1年前でも埋まっていることがあり、希望の日程があればなるべく早めに行った方がいいと思いました。(じよんさん)
ブライダルフェアに行き始めたのは、ちょうどコロナが落ち着き始めたタイミング。結婚式を保留にしていた方や延期していた方と探すタイミングが重なったようでした。それでも結婚式の希望時期の1年半前だったので、希望通りに予約ができて良かったです。 (千晶さん)
8カ月前に見学をスタートさせ、遅かったかな?と思っていましたが、希望者の少ない冬の挙式希望だったため、まだ大安など人気の日程のいい時間も空いていました。 (千春さん)
具体的に婚姻届を出す時期や結婚式の希望時期が決まっていなくても、ブライダルフェアに行くのは全く問題ありません。基本的に、ふたりが前向きに結婚を考えているのであれば、参加してOKです。
ブライダルフェアに行くと、プランナーさんが付いて、会場内の案内や、結婚式の希望についてカウンセリングをしてくれます。その際に、結婚式の希望時期や婚姻の届け出をする予定について尋ねられることもありますが、具体的な予定が決まっていなければ、そのまま、時期はまだ決まっていないことを伝え、結婚式について詳しく知りたくて来たことを伝えればよいでしょう。
婚約してすぐ会場見学に行き、「結婚する」という実感が湧きました。どこのブライダルフェアもとても楽しくて、もっといろんなところに行きたかったと思いました。結婚を前提に付き合ってるカップルは特に予定のない休日、将来に向けてブライダルフェアに行くのも良いと思います。(佑香さん)
両家顔合わせの前にブライダルフェアに行きました。顔合わせの時に、親たちに結婚式開催の見通しを話すことができたので、このタイミングに行けて良かったです。(risaさん)
婚姻届を出す前にブライダルフェアに行けたことがよかったです。届け出後だと色々な手続きと重なってしまって、忙しくなってしまっていたと思います。 (カスタードさん)
婚姻届を出してから結婚式のことを考え始めた私たち。「結婚したのでブライダルフェアに行ってみようか」というくらいの気持ちで行きましたが、ちょうど結婚式を考えていた時期の1年前で、会場もまだ空きがあったので良いタイミングでした。(Kさん)
ブライダルフェアには、結婚式の準備が本格的に始まる6カ月前~1年前には参加することをおすすめします。さらに、人気のある会場や、大安の土日など人気の日取り、昼の時間帯、気候のよい春や秋での結婚式を希望する場合は、1年前でも予約が取れない可能性があり、確実に押さえるなら1年半前から会場を探し始めてもよいくらいです。
実際に、卒花たちに結婚式希望時期の何カ月前に行くのがおすすめか、アンケートをとったところ、1位は12カ月前、2位は6カ月前、3位は18カ月前と10カ月前、平均で11カ月前という結果になりました。希望していた日程や時間はすでに先約があったという花嫁も多数。もう少し早く行けばよかったと後悔しないためにも早めの動き出しが正解です。
見学に行ったら、予約が取れるのが一番早くて1年7カ月後でした。コロナが落ち着いてきてから見学に行ったので、それまで結婚式を見送っていた人たちがちょっと前から予約しだしていて全然空きがなかったです。(詩史さん)
1年後の挙式を希望してブライダルフェアに行ったのですが、人気の季節、タイミングは既に埋まっていて、残っている日の中で選ばざるを得ませんでした。余裕をもって検討するにはもう少し早めに見に行けば良かったと思います。(よもぎさん)
10月頃にブライダルフェアに行き始めたものの、希望だった翌年9月の土日はすでに日程が埋まっている会場が多く、時期を少し早めて8月末に変更しました。人気シーズン希望なら、1年前には見学を始めてもよかったなと思いました。(Karenさん)
4~5月にブライダルフェアに行きました。12月か翌3月の結婚式を希望して、最終的に12月挙式で成約したのですが、手作りやオリジナルな演出作成に時間がかかり、準備期間が短く、思っていたより大変でした。(プリンさん)
ずばり、おすすめなのは、結婚式の希望時期の1年以上前に開催される大型ブライダルフェアに行ってみること。大型ブライダルフェアとは、模擬挙式や模擬披露宴、試食会など、結婚式をリアルに体感できるイベントが組み込まれた、見どころ満載のフェア。ゴールデンウイークなど大型連休の最中や、結婚式の開催数が少なくなる夏や冬の時期に行われることが多いので、ぜひ狙ってみてください。
ブライダルフェアに行くと、案内役として付いてくれるプランナーさんから、結婚式の希望について詳しく聞かれますし、ふたりからも、気になったことがあれば質問ができます。そのため、フェアに参加する前に、ふたりの間である程度、どんな結婚式がしたいか話しておくと、この機会を最大限生かすことができます。
卒花に、ブライダルフェア前にふたりで話しておいて良かったことを聞いたところ(※2)、1位は「ゲストの顔触れ」という結果に。披露宴会場の広さもさまざまなので、ゲスト人数はだいたい検討をつけておきたいところ。また、挙式のスタイルや、披露宴は演出の多いパーティ風か落ち着いた食事会風か、などふたりの間で「イメージを擦り合わせておくこと」も大事です。ほかにも、時期やお日柄にこだわりはあるか、予算やかけられるお金の上限、やりたいことややりたくないことを話しておくと、ブライダルフェアで十分な情報収集ができることでしょう。
事前に、お互いのゲスト人数を出しておいたので、それに見合った規模感の会場を選ぶことができました。(ゆゆゆさん)
結婚式で希望する雰囲気について、プランナーさんからいろいろ聞かれたのですが、事前に擦り合わせていなかったので、彼と私で意見が違うところがあり、プランナーさんを困らせてしまいました。(springさん)
希望の日取りを、第三希望までふたりで確認してから、ブライダルフェアに行きました。(A.Sさん)
初期見積りよりも、プラス100万程度アップしたので、予算よりも上限をふたりで決めておき、会場に伝えておけば良かったなと思います。(まにゃさん)
結婚式にはお金がかかるので、どこを優先させて、どこを削るか、ある程度ふたりで話し合っていた方が選びやすいです。(ごりちゃんさん)
ブライダルフェアは早く行くほど、ふたりの希望が叶う可能性が高くなりますから、ふたりの間で結婚の話が出たら、ぜひ早めに足を運んでみてください。ただし、両家の親に結婚の話を通す前段階の場合は、慌てて成約はしないこと。また一軒目のブライダルフェアでその会場にほれ込んだとしても、すぐに成約せず、できれば何軒か見比べてから最終決定することをおすすめします。ブライダルフェアの参加は気軽に、成約は慎重に。どうぞ運命の会場探しを楽しんでくださいね。
構成・文/河内千春 イラスト/タテノカズヒロ
※記事内のデータならびにコメントは2025年5月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー94人が回答したアンケート(※1)および、2年以内に結婚式を挙げた女性176人が回答したマクロミル調査(※2)によるものです。
※掲載されている情報は2025年7月時点のものです。
※「入籍」はすでにある戸籍に入ることです。しかし本記事では便宜上、結婚を入籍と表現しています